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2011年10月10日(月)更新

今月は例会座長と、指針セミナー(計画)と、キャラナビ特上と、ああ忙しい!

 まいど、元気でっか?
 社労士の 西村介延でっせ。

 と、ようやく元気が出るようになりました。
 きのうまで風邪でダウンしておりまして、楽しみにしてた 森本師匠のメンタルヘルス・ゼミもお休みしないといけないような始末に。
鬼の撹乱(かくらん)ですね。

 でも今月はけっこう忙しく、風邪なんかひいてる場合じゃないんですけどね。

 あしたは、原守男さんの決算書解析塾・原塾だし、それが終わると同友会の例会リハーサルへ直行です。
 報告者の デザイナー ・ 青木春生さん(写真) と 経営指針確立成文化セミナー でずっとご一緒させていただいたご縁で、例会の座長をさせていただきます。
  ですので、リハーサルも出て、おもろいはなしはききのがさないようにしとかないとね。
 因みに、この写真は前回のリハーサルのときに撮影したものです。
 青木さんは動物キャラナビ的には、タヌキにあたり、適職はニャント!
中小企業経営者!キャラナビあたってる~~!

 それが終わると、その週末には、経営指針確立成文化セミナー(計画 C コース) が あります。
 理念・方針 とずっと3人でやってきたけれど、今回はちょっと増えて、何回も受講してる人も参加するとか。
 知らない人も参加するところで、悪戦苦闘するのは、ちょっとつらいけれど、人数はきっと多いほうがいいのかも。
 だって、このメンバーが、いわゆる Cダッシュの会(同期卒業生の会) として、残るのですから。
 いい人たちだといいなあ・・・。

 で、その次の日曜日はゆっくり休めるのかなあ・・・、と甘く考えておりましたら、長谷裕代さん から連絡いただきまして、個性心理學の特別上級講座 を 天満橋 でやるから、どうぞ、とお誘いいただきました。
 特上なんて、うな丼でもあるまいに・・・と思いますが、創始者(写真の本の著者)の方が直接講義して下さるというではありませんか。
 それにこれを受ければ、講師資格も目の前・・・。
 行く、行く~~!
 てことで、10月で世間様と同じくカレンダーどおりのお休みは、来週日曜日だけかと・・・。

 がんばろー、がんばろ~~!!
 ああ、しんど。


2011年10月06日(木)更新

ワークライフ・マネジメント・・・佐々木常夫さんの本を再読して

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 来週、原守男さんの経営塾・原塾で未払い残業代のおはなしをさせていただきます。
 何をどう話せば、いま事業主さんが悩んだり不安に思っていることに、直截にお答えできるのか??考えております。

 いろいろの法規制を見て対策を…と思いつつも、やっぱり最後は 佐々木常夫さん の本かなあ?などと考えてます。
 未払い残業代を問題にさせないいちばんの方法は・・・?
 そうですね、残業しなくてすむことです。
 そんなことができるくらいなら、だれも苦労しない??
 まあそうでしょうね、でも会社一忙しい部署を定時で帰すことをしたひとが、この佐々木常夫さんです。

 佐々木常夫さん。
 東レの経営研究所・特別顧問です。
 6月に東京有楽町で、お話を伺い、めっちゃ感動しました。
 で、本をその場で5冊全部衝動買いして(特別価格でお得・・・)、帰りの新幹線では泣けて泣けて・・・、というお話は、いまは昔、6月にこのブログでも書きましたが・・・。
 ご長男が自閉症で、奥さんも病気がちで自殺未遂を何度も繰り返すので、自分で家事一切を行う必要上、定時に帰らないといけない・・・、自分だけではなくて自分の統括する課全体が定時に帰るようにする。そのためには仕事を効率化し、会社一忙しい部署でありながら、定時には帰れるようになったと。
            
 その佐々木常夫さんが書いておられるのが、ワークライフ・マネジメントです。
 現状のまま、ワークとライフが予定調和的に、というか自然に バランス などするわけはないのだ。
 バランスさせようとすれば、そこにいる人間が マネジメント して、意識的にバランスさせるしかないのだ。
 上の右側の本、「働く君に贈る25の言葉」 の見開きには、「 仕事も家族も大切に 」 と書いて頂きました。

 この本には、次のような記述があります。

 日本の長時間労働は、単に惰性でダラダラ働いているだけというケースが大半です。本当は「家族」や「趣味」も大事にしたいと思ているのに、仕事だけで疲れ果ててしまっている。これは悲劇ですよ。・・・
 だから・・・自分にとって大切なものを見極めて、そのために仕事をコントロールする意思を固めて下さい。その意思さえしっかりしていれば、仕事を効率化するノウハウなどいくらでもあります(47-48ページ)。

 大企業と中小企業では違う、という意見もありましょうし、佐々木さんは幸運だったのだという反論もあるかもしれません。
 社労士風情に何が分るか?寝言は寝ていえ!!とのお叱りもごもっともですが・・・。

 しかし、ここで佐々木常夫さんが展開している考え方・・・マネジメントの発想はとても大事です。
 ここでいう マネジメント とは?
 
普通に言う労務管理ではなく、ドラッカーさんがいう マネジメント の発想です。 
 つまり、それぞれの持ち場で 「成果」をあげること・・・ですね。
 佐々木さんのことばで言えば、なにが一番大事なのか?を見極めて、一番大事なものの実現のために、2番・3番をどう抑制するか、 ことの軽重を知る ということ、でしょう。
 佐々木さんはことの軽重をつけ(すぎ?)たがために、手抜きの佐々木の異名をとったとか(94ー96ページ)。

 未払い残業代問題は、労使ともに大きな課題です。
 まず法規制とその趣旨を押えることが大事なのは、いうまでもありません。
 しかし、部下・社員の家族・趣味・健康をまもるために、経営者・管理職が、残業や休日出勤をあたりまえとする発想をやめ、定時に帰すという発想、そのために マネジメントする ということも大事です。

 先月の大阪同友会の役員研修できいたところでは、報告者の会社では社員は7時には家に帰って家族で晩御飯が食べられるようにしてる・・・とか。
 やればできる。
 佐々木常夫さんが優秀だとか、大企業だから・・・ではなさそうですよ。

  下の写真は、佐々木さんの他の本。
 「ビッグツリー」は佐々木さんのご家族のことを書いた本で、「それでもなお、人を愛しなさい」は佐々木さんが解説を書いてます。
この本だけは、「25の言葉」で引用されているのを見て、あとでジュンク堂で買いました。
 でもつくづく思うけど、この本の帯を見ると、神田昌典さん、この本推薦してるのよね~。
 こういうセンスって、やはり一流のマーケッターには必要なのでしょうね。だからファンなんですけど。
 
 

2011年10月02日(日)更新

秋のひととき、こんな曲はいかがでしょう

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 夏の気配もほぼ消えて、いよいよ秋ですね。
 秋 といえば・・・。
 先日は モーツァルトさん の ピアノ協奏曲23番 を紹介しましたが・・・。

 「皇帝」(ベートーベン ピアノ協奏曲5番) も、秋 には似合います。
 暑い夏には聴く気がしませんが、ちょっと肌寒くなる季節には、似あいます。
 第一楽章の壮麗で美しく華やかなメロディ、冒頭から人を驚かす ジャーン!! は余りにも有名で、「いきなり黄金伝説」の こんなデカモリ!!の音楽にも使われてますね。交響曲5番(いわゆる運命)を思い出します。
 第2楽章の山道を一人行くようなわびしさ、人生の一区切りに、これまでの来し方を思うような切ない音楽・・・。
 そして第3楽章の一気呵成の進撃。あるフランス人ピアニストは 「これはヒットラーの侵略ではない。ナポレオンの進軍なのだ」 と語ったそうですが、そのとおりその勢いのよさは、正義への信念に満ちているかのようです。
 第2楽章と切れ目なく連続してるところも、第5交響曲を彷彿とさせる構造です。

 ぼくの大好きでしょっちゅう聴くCDをあげますと・・・。
 まずは、内田光子 と ザンデルリンク の 共演によるもの(写真 上 左)。
 ちょっと内田光子のピアノが弱い気もするけれど、ザンデルリンクの力強い伴奏で補ってあまりあります。
 「憧れを胸に秘めた高貴な名演」 との評があります。
 つぎの アラウ・SKD に出会うまでは、一番でした。

 いま一番気に入ってるのが、アラウ とシュターツカペレ・ドレスデン(SKD) の共演です(写真 上 右)。
 ドイツ古典派 の正統 を継ぐ・・・という評があり、シュヴァルツヴァルト(ドイツの暗い森)を想起させる重厚な音・当時のSKDにあったとされる練り絹のような美しい音・・・それにゾンダーマンのティンパニの間合いのよさと重厚感・・・。
 アラウのピアノも、かつての隆盛をなつかしむ名君のような・・・との評があります。
 これそ「皇帝」!!
  
 そんな SKD と 上記 ザンデルリンク の共演 による 日本公演 の録音 が残ってます(写真 下) 。
 モーツァルトさんの交響曲35番 ハフナー とベートーベンさんの交響曲8番、それにワーグナーさんのマイスタージンガー。
 schwaltz Waltそのものの重厚な演奏…今ではこんな演奏、どこへ行っても聴けないかも。 

 宇野功芳さんにいわせると、皇帝の中の皇帝!といえば、ルビンシュタイン(写真 左) でしょう。それ以外には考えられない・・・と。
 たしかに88歳にして、この壮麗で優美な演奏・・・どや!俺の生涯をかけたピアノや!と、関西弁ではいわないでしょうが、そんな風格を感じられる演奏は、そうそうありません。
 関西人でいえば、芸のためなら女房の泣かす~~で、よ!!春団治!待ってました!!の世界ですね。
 まあ、でもやっぱ、当時のSKD、ゾンダーマンさん・・・が好きなぼくは、これを一番にはもってこれないなあ。

  もういっちょ、皇帝 といえば忘れられないのが、バックハウス と クラウス、ウィーンフィルの共演版ですね(写真 右)。
 おもしろいことがあっても、絶対に笑わない・・・といわれるバックハウスが ニコリ ともせず淡々と演奏してます。
 その にこり ともしない演奏に、情緒いっぱいにウィーンフィルとクラウスが伴奏してるのが、妙にあう。 


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会社概要

障害年金 申請相談・代行業 就業規則作成・改定業 各種公的助成金申請相談・代行業

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個人プロフィール

趣味 音楽鑑賞(内田光子やバックハウスのピアノ協奏曲のCDでの鑑賞)

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