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2011年08月28日(日)更新

どんどん成長する会社づくりの勉強会 (第2回 ターゲッティング) 参加しました。

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 このあいだ、セントウエル印刷 の 中井利夫さん主宰 の どんどん成長する会社づくりの勉強会の 2回目 に参加しました。
 前回は USP の考え方を学びました・・・と、このブログにも書きました。
 パソコンのUSBメモリのお仲間かと思ってたら大違いで・・・。
 自分の得意な・売りにしたい・勝負をかけたい・・・分野を見つけ出して、そこに経営資源を集中するという手法だというおはなしでした。 
 資金も能力も限りのある中で、他と違う独自のものをもつことが、事業繁栄のコツなのだ・・・と。

 ずっとUSPについて考えながら、ホームページの原稿も書いておりました。
 そして、メンタルヘルスの師匠にチェックしていただきましたら、構成も内容も素晴らしいという評価をいただきましたので、制作にかかっていただくことになっております。

 さて、今回はこの USP を前提にして、攻める対象をしぼる (ターゲッティング) について研究しました。
 いかにすばらしいものを作っても、対象を誤ってはうまくいきません。
 年齢・男女・地域など、いくつかのくくりで対象を区分けして、絞り込んでいくことが重要であるというおはなしでした。

 興味深かったのは中井さんの体験で、お父さんが現役でいらしたころ、一緒に車に乗っていて、周囲にいっぱい会社があるのに、自社に発注してくれないのはなぜだろう??とつぶやかれた・・・というおはなしでした。
 中井さんが今振り返っておもうには、 いっぱいある会社を相手にするのではなくて、発注担当者の年齢や性別・生活スタイルなどをこちらが選別するのだと。
そして、こういう人なら発注してくれそうだし、きっとそれだけの権限もも与えられているだろう・・・という人の目がむきそうな広告宣伝を行うのだ、と。
 いまならそういう人向けのホームページを作る・・・ということをおっしゃっておられました。

 この指摘はぼくにとっても参考になりました。
 社労士のなかには、効率的に儲ければいい・儲けさせてくれればなんでもする・対象をしぼるなんて!・・・というひともいます。
 ぼくも、その商魂がうらやましいと思うこともあります。
 でも、そういうことができる人もいないではないにしても、西村さんにそれができないのであれば、考えても詮無いことでしょう・自分や自分の得意分野(USP)を理解してくれる少数のひとを見つけることが先決ですよ・・と、このあいだ中井さんに指摘されたばかりです。
 今回はぼくが指摘して頂いた・まさにそのことをテーマにしたような感じでした。

 こうしたおはなしのあと、例によって参加者が自分のターゲットをどこに絞るか??の実習をやりました。
 みなさん、日ごろからいろいろ考えていらっしゃるのでしょうけど、いざ書き出して見ろといわれると、なかなか出ないもので・・・。
表現が抽象的なままであったり、他のことを考えて絞り込めなかったり・・・とむつかしいです。
 また、自分のことは分らなくても、ひとのことはよく見えるので・・・批評・意見がめっちゃ厳しかったりして・・・。

 こちらの勉強会は定員いっぱいですが、少し遅れてスタートするほうの勉強会はまだ定員に達していなかったはずです。
 9月8日、18時30分から。
 下のホームページでは、赤色で表記されています。
 マーケティングやターゲティングでお悩みの方、中井さんのホームページで日程を確認の上、お申し込みください。
 おもしろい発見があるとおもいますよ。

 http://www.sbmr.org

2011年08月26日(金)更新

断・捨・離・・・原さんのブログのおかげです。

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 きのう、大阪同友会 中央北支部の例会に出席しました。
 テーブルごとの討論の進行役(グループ長)をやらせていただきました。
 これで2回目なんですけど・・・。
 うまくやれるか、めっちゃ不安でした。

 テーマは 「経営者としてどのような決断をされてきましたか?」 。
 その討論のなかで参加者の方から、撤収・廃棄というのも、経営者の決断です・・・という発言がありました。
 これにはみなさん、けっこう関心を示されました。
 売れ残りの商品・人気に陰りの出た商品・趣味嗜好が別のものに移りかけている商品・・・これらをどう扱うか??いつも考えてます・・・という意見も出ました。

 グループ長としてはうまく舵を切っていかないと、だんだん苦労話というか、経営者の決断というテーマからずれる気がしまして・・・。
 そこで思い出したのが、原さんのブログです。

          断・捨・離
 
 これは、なにも個人や会社の整理整頓だけのはなしではないでしょう。
 ドラッカーさんのいう 体系的廃棄 とは、事業分野での 断・捨・離 ではなかったか・・。
 そうすると、経営者の決断 にはいつも 断・捨・離 がつきまとっていませんか?

 それから、このあいだ中之島支部の例会の討論で参加者のかたが発言されたことを思い出しまして・・・。
 進むか、退くか。
 その決断を、可能性とみるか、コスト(リスク)とみるか?
 経営者の決断は、いつも可能性とコストの バランスというか 賭け のようなものではないですか?

 そのように運んで、何とか無事、討論をおえられました。
 
 2回目でまったく自信がなかったですが、ベテラン会員さんが適切にフォローしてくださり、なんとか形になった次第です。
 また、原さんにはブログをとおして助けて頂きました。
 断・捨・離 のおかげでうまく討論をしめくくれたとおもいます。
 ありがとうございます。

2011年08月25日(木)更新

被災地に支援に行って、過労死とは・・・。むごいはなしです。

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 きょうの朝刊、見ましたか?
 え、シンスケのはなしかって??
 ノーノー!!

 被災地へ支援に行った公務員の方が、顔晴りすぎて、過労死したそうです。
 なんともむごいはなしです。
 被災地で苦労している人を見て、一生懸命支援なさったんでしょうに・・・。
 それで過労死するなんて・・・。

 とてもやりきれない思いです。
 公務災害を認定してもらっても、帰ってこないんですよ!

 ちなみに。
 シンスケを擁護する発言も多いとききますが、いかに才能があろうとも、反社会的勢力に加担することは許せないことですよ。
 ぼく個人としては、あの目つきの悪さがきらいでしたけど・・・。

 テレビでも、芸能界と暗い部分がつながっている・・・という一般論のはなしとは違う!との発言もきかれました。
 同感です。

 地デジ移行で、テレビの体質が変わってくれたんならうれしいんですけどね。
 

2011年08月24日(水)更新

定義すること、論証すること・・・management を例として

 みなさま、こんにちは。
 社労士 の 西村介延 です。

 先日、「もしドラ」 のおはなしのおり、 「真摯さ」 についてのおはなしを書きました。
 たくさんの方に読んで頂いたようで、ちょっと驚いております。
 原守男さん からはコメントも頂戴しました。
 ありがとうございます!

 そのおり 真意は悩んだり、困ったときは必ず 原典 に当たってください、ということなんですけど・・・と書きました。
 つまり、原典がいうことば (たとえば、真摯さ)の定義やそのことばを、なぜ・どういう文脈で使うかの論証をつかまないと、本来の意味とはことなる ・ あるいは ズレた使い方をされ、誤解を生むかもしれない…と思うからです。
 
 ぼく自身、「真摯さ」 もさりながら、management (マネジメント) ということば自体で悩んだ(?)ことがありました。
 「マネジメント」 上巻 の 5ページに、こんな記述があります。

   マネジメントという言葉は難しいことばである。
   完全なアメリカ英語であって、イギリス英語を含めいかなる外国語にも翻訳できない。

 ぼくにはこの意味が分かりませんでした。
 アメリカとイギリスが異なる文化を持つ国であることはわかる。
でも、おなじ語源の母語を持つ国なので、 management は management なんじゃないの?

 しょもないことではありますが、わからないので、国永秀男さん(日本人で最後のドラッカーさんの愛弟子、ドラッカー塾講師) にメールで問い合わせました。
 お答えによると・・・(大要)。

 management について、日本人は 「経営管理」 的なイメージが強いように感じます。
 同じように、他の国ではそれぞれとらえ方が違うのではないでしょうか。
 特に ドラッカーさん がいう 「マネジメント」 ということばの中にある意味合いは、エターナル版でも3分冊になるくらいの内容が含まれていますので。
 ちなみに、ドラッカーさんが マネジメントとはについて、その内容を整理して書かれている個所があります。
 「チェンジリーダーの条件」 p17~20になります。

 つまり、そもそも management  なることば自体、多義的で、一義的には決まらない。
まして ドラッカーさんが使う意味でのmanagement も、3冊でも足りないくらい大きな内容を含んでいる・・・だから、ドラッカーさんは 「難しいことば」 だといったのでしょうね。

 で、なにがいいたいかというと・・・。
 ドラッカーさんの使っていることばは、タイトル の management  からして、多義的であり、自分はこういう意味あいを持たせていると断っておかないと、誤った使い方をされるし、極端なことをいえばまったく本人の真意を逆の意味でつかわれることさえ、ないわけではない…と思います。
 ドラッカーさんは文明論・体制論から、企業の内部管理まで、幅広い分野に関心を持たれ、論評されたた方です。
ですので、たいがいのことは、ドラッカーさんが言ってましたといえば、論証抜きで、みなさん、納得されます。
ほんとうはそんなこと、言ってない・・・ようなことでも、です。
 極端な例・・・。
   大阪・なんばの・・・っていうお店のたこやき(お好み焼き)、おいしいらしいよ。
   へ~~、だれがいってたん?
   ドラッカーさんがおいしいって、「マネジメント」に書いてた・・・。
 んなあほな!
 そうですね。
 でも、これに似たことが起こりうるんです!  

 これが、こわいんです。
 だから、ことば を使うときは どういう意味で使うという 定義、そしてそのことばを使う理由・根拠 を 論証して、読む人・聞く人を納得させることが必要なように思います。
 もっとも、偉そうに言ってるぼく自身、そのあやまちを犯してるかもしれないですが・・・。
 だから、こわい。

 ちょっと理屈っぽかったけど・・・。
 かんにんね。 

2011年08月21日(日)更新

「 ビジネスに役立つ 個性心理學(動物キャラナビ) 」 おもしろいですよ!

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 暑さが少し遠のいたと思ったら、今度は雨ばっか・・・。
 快適な秋はまだ遠いのでしょうか?

 きょうは、快適な 「読書の秋」に先駆けて、本を一冊紹介しますね。
 紹介します とエラそうに言いますが、ほんとのところ、ぼくも先週紹介されたンですけど・・・。

 先週、大阪同友会・中央北支部の9月の支部例会リハーサルに参加しまして。
 報告者は長年保険サービス会社を経営されて同友会歴も20ン年という女性経営者です。
 女性部会でむしろ活躍されていらっしゃるとか・・・。

 その方の報告を聴いて、成功のキーワードは 楽しい・笑い・感謝 ではないかと思いました。
 いい人と出会って、いいところを吸収する・・・ということも指摘されていました・・・。
 やさしくて上品で、とてもお若くて…、魅力的です。
 関心のある方は、中央北支部の 9月の例会におこしください・・・ではなくて、本のはなしですね。

 このように大変おもしろいお話を聴かせていただいたあと、雑談のときに、この本の話になりまして・・・。
    コミュニケーションの取り方で人間関係が広くも深くもなる・・・しかし人間すべて違う個性を持っているので、そのちがうところを意識していかないと、うまくいくものも行かなくなるのでは??
 ということで、自分と相手の個性を見抜く知恵を伝授しましょう・・・という本らしいです。
 その見分け方は生年月で個性を60分類して、それを動物におきかえると・・・。

 ちなみにぼくは・・・⑲で「放浪の狼」・・・あたらしいことが好きな冒険家だとか。人とちがう独自性を出していたいので、変わってるとかいわれるとうれしいんだとか・・・。
 当ってるかな? 
 事務所案内を見たひとは、労務士らしくない・・・っていいますからね!
 今年の運気(リズム)は 学習だとか・・・うーん?たしかにあっちこっちで勉強さしてもらってます。この日も、いい勉強になりましたよ。 
 嫁は・・・①「長距離ランナーのチータ」・・・夢とロマンを求めるさびしがりや・・・。
 
 なんだか占いみたいだけど・・・、そうじゃない、れっきとした心理学だと。
 ただ相手を知り自分をしるために、分析のツールとして、生年月日時刻なども使うのだといってます。

 「個性心理學」 の 學 の字が旧の漢字になってるところも ミソ かもね。

 人間は 人のあいだ と書きます。
 人のあいだ でこそ、ひとはしあわせをつかむことができます。
 そのための一ツールとして、お役に立つかもしれませんね。
 だって、暦年の事業家が実践しての結果もふまえてるんですから。

 え?
 そのひとと著者が、たまたま60分類で相性がよかっただけでしょうって?
 そうかもしれませんね。
 でも、ひとがいいというものは、いっぺんはやってみるのも悪くないですよ。
 次に会うときに、はなしのネタにはなるでしょう?
 それでコミュニケーションが成り立てば、あなたと相性が合うってことなんじゃないですか。

 まあ、かわいい動物たちをながめてるだけでも、けっこうな いやし になったりして・・・。



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