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2011年08月18日(木)更新
「もしドラ」 アニメ、見られましたか~~? ちょっと感想を・・・。
みなさま、こんにちは。
暑いですが、お元気ですか?
社労士の 西村介延 です。
先日の 「 もしドラ 」 アニメ、見られましたか??
ぼくのブログにも多くの方が訪問して頂きました。
どうもありがとうございます!
さて、「もしドラ」 アニメはドラッカーさんの世界そのものではない・・・ということを、あえて申し上げておきました。
まあ、あたりまえのことではありますが。
番組を見て、思ったのですが・・・。
主人公の みなみ さんが、ドラッカーさんの 「真摯さ」 というマネジャーの資質に心を打たれるシーンがありますね。
でも、ドラッカーさんがいう 「真摯さ」 って何なのでしょうか?
アニメの中では明確な定義というか、こういう意味で使っているというような解説はなかったとおもいます。
原作の 「もしドラ」 にもなかったと記憶します。
原作を読んでいて、 「ここでいう 「真摯さ」 ってなにかな?」と、ちょっとストレスになったおぼえがあるので・・・。
(ちょっと補足します。「もしドラ」原作には16~19ページに「真摯さ」のお話があって、たしかに18ページに「真摯さ」の定義も引用 されています。
しかし「マネジメント」全体の脈絡と関係なく特定の項目だけを抜き出しているので、わかりづらいのです。
やはり直接原典にあたってね!という考え方はかわりません。補足でした。)
みなみさんは、野球部で補欠選手にあまんじながら懸命に練習に励む選手に、「真摯さ」を見いだしました。
ここでいう 「真摯さ」 とは、目の前の課題にひたすら取り組むこと、結果として補欠であっても、好きだから一生懸命やるということ・・・を指しているのでしょう。
翻訳者の上田さんも監修したうえで制作しているのだろうし、日本語の通常の意味での 「真摯さ」 とも合致はしていると思います。
でもこのストーリーにとって、「真摯さ」 というキーワードはとても重要です。
おまけに、「真摯さ」 という言葉はとても多義的です。
明確にアニメのなかででも定義しておく必要があると思っています。
「マネジメント」のなかで、「真摯さ」に触れている個所があります。
「真摯さ」 が欠如するものを、そこから拾うと・・・。
人の強みよりも弱みに目がいくもの、ひとの得意なところに目が向かないもの
何が正しいかよりも誰が正しいかに関心を持つもの
自らの仕事に高い基準を設定しないもの (中 109~110p)
とあります。
みなみさんが感動した選手は、3番目の意味で、「真摯さ」 を持つ選手だということになるのでしょうね。
では?あとの意味での語義はどうなんだろうか?
だからどうやねん? それがどうしてん? といわれても困るのですが・・・。
たしかにアニメとして・小説として完結しておれば、それはそれでいいのですが・・。
なんだか細かい点で、いちゃもん つけてるみたいな気もするんですけど・・・。
そうじゃなくて・・・。
こうしたことだけでも、 ん? と思ったら、実際にドラッカーさんの生の声を聴いてみることが必要だと思った次第です。
そんなこと、考えたことないですか?
暑いですが、お元気ですか?
社労士の 西村介延 です。
先日の 「 もしドラ 」 アニメ、見られましたか??
ぼくのブログにも多くの方が訪問して頂きました。
どうもありがとうございます!
さて、「もしドラ」 アニメはドラッカーさんの世界そのものではない・・・ということを、あえて申し上げておきました。
まあ、あたりまえのことではありますが。
番組を見て、思ったのですが・・・。
主人公の みなみ さんが、ドラッカーさんの 「真摯さ」 というマネジャーの資質に心を打たれるシーンがありますね。
でも、ドラッカーさんがいう 「真摯さ」 って何なのでしょうか?
アニメの中では明確な定義というか、こういう意味で使っているというような解説はなかったとおもいます。
原作の 「もしドラ」 にもなかったと記憶します。
原作を読んでいて、 「ここでいう 「真摯さ」 ってなにかな?」と、ちょっとストレスになったおぼえがあるので・・・。
(ちょっと補足します。「もしドラ」原作には16~19ページに「真摯さ」のお話があって、たしかに18ページに「真摯さ」の定義も引用 されています。
しかし「マネジメント」全体の脈絡と関係なく特定の項目だけを抜き出しているので、わかりづらいのです。
やはり直接原典にあたってね!という考え方はかわりません。補足でした。)
みなみさんは、野球部で補欠選手にあまんじながら懸命に練習に励む選手に、「真摯さ」を見いだしました。
ここでいう 「真摯さ」 とは、目の前の課題にひたすら取り組むこと、結果として補欠であっても、好きだから一生懸命やるということ・・・を指しているのでしょう。
翻訳者の上田さんも監修したうえで制作しているのだろうし、日本語の通常の意味での 「真摯さ」 とも合致はしていると思います。
でもこのストーリーにとって、「真摯さ」 というキーワードはとても重要です。
おまけに、「真摯さ」 という言葉はとても多義的です。
明確にアニメのなかででも定義しておく必要があると思っています。
「マネジメント」のなかで、「真摯さ」に触れている個所があります。
「真摯さ」 が欠如するものを、そこから拾うと・・・。
人の強みよりも弱みに目がいくもの、ひとの得意なところに目が向かないもの
何が正しいかよりも誰が正しいかに関心を持つもの
自らの仕事に高い基準を設定しないもの (中 109~110p)
とあります。
みなみさんが感動した選手は、3番目の意味で、「真摯さ」 を持つ選手だということになるのでしょうね。
では?あとの意味での語義はどうなんだろうか?
だからどうやねん? それがどうしてん? といわれても困るのですが・・・。
たしかにアニメとして・小説として完結しておれば、それはそれでいいのですが・・。
なんだか細かい点で、いちゃもん つけてるみたいな気もするんですけど・・・。
そうじゃなくて・・・。
こうしたことだけでも、 ん? と思ったら、実際にドラッカーさんの生の声を聴いてみることが必要だと思った次第です。
そんなこと、考えたことないですか?
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