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2012年02月10日(金)更新
高任和夫さん の 商社審査部25時 熱いっす!!
みなさま、こんにちは。
熱血漢社労士 の 西村介延 です。
熱血漢社労士 の 熱血 を誘う本、あります。
高任和夫さん の 商社審査部25時(徳間文庫 講談社文庫)
商社の審査部の仕事って?
どんなことすんねやろ? って思うでしょう?
冒頭から一気に引き込みます。
契約してる調査会社から毎日のレポートがとどく。
そこにはイニシャルしかでないけど。
どうも取引の会社らしい。
すぐに担当と連絡を取って、対応策を協議する。
破産?その前に、契約を解除してもらって、売ったモーターを返してもらう。
後に、破産法にもとずいて否認されないか?
大丈夫、あなたとわたし 契約した同士が合意して解除しただけ・・・。
だれからも文句は出ません!
相手がイヤだと言ったら?そんで、転売してしまったら?
まだ代金をもらってないので、代金を被担保債権にして・・・。
転売代金にかかっていくって寸法・・・。
動産売買先取特権の物上代位・・・。
なんじゃそれ?漢字ばっかで、中国語でっか??ってなもんですが。
民法の条文に出てきます。
「注釈民法」を読んで、できるという確証がある・・・。
そのスピード感で、一気に引き込んでいきます。
印象に残っているのは、船舶用の油を売って代金が回収できないという事件。
これも、商法の条文を使って解決しようとします。
そして、航行できないように、船舶国籍証書取り上げの強制執行!
一定の船は国籍証書がないと航行できない、それを無理やっこ取り上げてしまう・・・。
しかし、肝心の船舶がどこにいるか?わからない。
別の部の若い社員が登場して・・・。
ちょっと電話をお借りします・・・というと、どこかに電話する。
十文字丸ですか、船員の家族のものですが、ただ今どこを航行中ですか?
沖縄近海ですか、あさってには、瀬戸内の港に入る?了解。
なぜわかったのかというと。
船舶には各々固有の電話番号があって、それを調べればすぐにわかるのだとか・・・。
速攻、裁判所にいって強制執行の許可(債務名義)をもらい、港に急行。
そして、国籍証書をとりあげる・・・。
そのときの海の男の悲しい顔・・・。
こんな、かっこいいはなしばかりではありません。
ある商社マンは、法律知識を充実させるために、朝4時に起きて、竹刀の素振りをやって、我妻栄 「民法講義」 を読む。
直接には効果の出ない 地道な努力・・・。
それを1年続けて、上司の知識に近づいた・・・。
ついでながら、このくだりに感動して、ぼくも、民法講義 を全巻、読み通しました。
夏の暑いときでしたが、七・八月で、四~五回は読めました。
膨大な量ですが、目次を使って大局をつかんで。
部・章・節・款・1・一・(1)・(一)と、マーカーで色分けすると、意外に早く読める。
こういった手法、仕事学 で、伊藤真さん が紹介してましたね。
これ、意外に効果あります。
下手な速読法 やるよりも効果でます。
この経験で、民法には強くなったし、本も一気に速く読めるようになったと思います。
そんな熱い体験でも、やってみようという気にさせる 熱い・熱血ビジネスマン の物語です。
いまの寒さ、吹っ飛びます!
ストーリーもおもしろいですよ。
熱血漢社労士 の 西村介延 です。
熱血漢社労士 の 熱血 を誘う本、あります。
高任和夫さん の 商社審査部25時(徳間文庫 講談社文庫)
商社の審査部の仕事って?
どんなことすんねやろ? って思うでしょう?
冒頭から一気に引き込みます。
契約してる調査会社から毎日のレポートがとどく。
そこにはイニシャルしかでないけど。
どうも取引の会社らしい。
すぐに担当と連絡を取って、対応策を協議する。
破産?その前に、契約を解除してもらって、売ったモーターを返してもらう。
後に、破産法にもとずいて否認されないか?
大丈夫、あなたとわたし 契約した同士が合意して解除しただけ・・・。
だれからも文句は出ません!
相手がイヤだと言ったら?そんで、転売してしまったら?
まだ代金をもらってないので、代金を被担保債権にして・・・。
転売代金にかかっていくって寸法・・・。
動産売買先取特権の物上代位・・・。
なんじゃそれ?漢字ばっかで、中国語でっか??ってなもんですが。
民法の条文に出てきます。
「注釈民法」を読んで、できるという確証がある・・・。
そのスピード感で、一気に引き込んでいきます。
印象に残っているのは、船舶用の油を売って代金が回収できないという事件。
これも、商法の条文を使って解決しようとします。
そして、航行できないように、船舶国籍証書取り上げの強制執行!
一定の船は国籍証書がないと航行できない、それを無理やっこ取り上げてしまう・・・。
しかし、肝心の船舶がどこにいるか?わからない。
別の部の若い社員が登場して・・・。
ちょっと電話をお借りします・・・というと、どこかに電話する。
十文字丸ですか、船員の家族のものですが、ただ今どこを航行中ですか?
沖縄近海ですか、あさってには、瀬戸内の港に入る?了解。
なぜわかったのかというと。
船舶には各々固有の電話番号があって、それを調べればすぐにわかるのだとか・・・。
速攻、裁判所にいって強制執行の許可(債務名義)をもらい、港に急行。
そして、国籍証書をとりあげる・・・。
そのときの海の男の悲しい顔・・・。
こんな、かっこいいはなしばかりではありません。
ある商社マンは、法律知識を充実させるために、朝4時に起きて、竹刀の素振りをやって、我妻栄 「民法講義」 を読む。
直接には効果の出ない 地道な努力・・・。
それを1年続けて、上司の知識に近づいた・・・。
ついでながら、このくだりに感動して、ぼくも、民法講義 を全巻、読み通しました。
夏の暑いときでしたが、七・八月で、四~五回は読めました。
膨大な量ですが、目次を使って大局をつかんで。
部・章・節・款・1・一・(1)・(一)と、マーカーで色分けすると、意外に早く読める。
こういった手法、仕事学 で、伊藤真さん が紹介してましたね。
これ、意外に効果あります。
下手な速読法 やるよりも効果でます。
この経験で、民法には強くなったし、本も一気に速く読めるようになったと思います。
そんな熱い体験でも、やってみようという気にさせる 熱い・熱血ビジネスマン の物語です。
いまの寒さ、吹っ飛びます!
ストーリーもおもしろいですよ。
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