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2012年06月15日(金)更新

年金相談の研修に行きました。ひとのはなしは「聴く」!

 みなさま、こんにちは。
 熱血漢社労士 西村介延 です。

 朝から、社労士会 支部主催の年金相談研修に参加しました。
 年金はリタイヤしてから受給するもの・・・とばかりはいえません。

 最近多いのが、年金受給世代になっても働ける方が多いため、賃金体系をどう設計したらいいか?というもの。
 これも年金制度の仕組みを理解していないと、できないです。
 また、とくに最近というわけでもないですが・・・。
 障害年金の受給が、精神疾患との関係で注目されているようです。
 
 ということもあって、年金を研究したいという人は多いようですね。
 きょうも、熱心な受講者が集まりました。

 研修のポイントということで、最初に言われたのが、ひとのはなしはしっかり聴く!
 けっこう参考になりましたよ。

 「きく」は日本語で、聞く 聴く 訊く という漢字がある。
 聞く はテレビ見ながらでも、精神を集中しないで、「きく(ヒア)」。
 訊く は、訊問 の文字でもわかるように、居丈高に・上から目線で、「きく(アスク)」。

 年金の窓口でひとのななしをきくのは、聴く だそうで、リスントゥ。
 注意深くひとのはなしをきいて、おもいをわかるようにすること・・・だそうで。
 
 なにも年金のことを きく ときにかぎらないですね。
 きのうもそうですが、同友会の例会でグループ討論するときに、グループ長は参加者の発言を注意深くきき、その人の真意や想いに耳を傾ける。
 それとおなじで、社内で社員・パートさんの発言に耳を傾けるのも、同じだと思います。
 リスントゥ の姿勢、大事だと思いました。

 年金の実務ということで、コンピュータの端末の操作の手順や独特の業界用語も、簡単に教わりました。
 業界用語というか、数字で何番の画面がこれ、この画面は何番とかで、速攻対応しないと仕事にならん・・・といいます。

 ま、でも、それよりなにより、目の前の人の人のはなしを聴き(リスントゥ)、なにを求めてるのか?何を言いたいのか?を知ることがさきなんでしょうね。
 あたりまえっちゃあ、あたりまえなんすけど・・・。
 忙しいと、ふんふん、そんで? と つっけんどん になったりしちゃいますからね。
 聞く ってこのきき方かな?
 自戒をこめて。
 いい勉強になりました。
https://www.facebook.com/yukinobu.nishimura.5