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2011年10月02日(日)更新
秋のひととき、こんな曲はいかがでしょう
みなさま、こんにちは。
社労士の 西村介延 です。
夏の気配もほぼ消えて、いよいよ秋ですね。
秋 といえば・・・。
先日は モーツァルトさん の ピアノ協奏曲23番 を紹介しましたが・・・。
「皇帝」(ベートーベン ピアノ協奏曲5番) も、秋 には似合います。
暑い夏には聴く気がしませんが、ちょっと肌寒くなる季節には、似あいます。
第一楽章の壮麗で美しく華やかなメロディ、冒頭から人を驚かす ジャーン!! は余りにも有名で、「いきなり黄金伝説」の こんなデカモリ!!の音楽にも使われてますね。交響曲5番(いわゆる運命)を思い出します。
第2楽章の山道を一人行くようなわびしさ、人生の一区切りに、これまでの来し方を思うような切ない音楽・・・。
そして第3楽章の一気呵成の進撃。あるフランス人ピアニストは 「これはヒットラーの侵略ではない。ナポレオンの進軍なのだ」 と語ったそうですが、そのとおりその勢いのよさは、正義への信念に満ちているかのようです。
第2楽章と切れ目なく連続してるところも、第5交響曲を彷彿とさせる構造です。
ぼくの大好きでしょっちゅう聴くCDをあげますと・・・。
まずは、内田光子 と ザンデルリンク の 共演によるもの(写真 上 左)。
ちょっと内田光子のピアノが弱い気もするけれど、ザンデルリンクの力強い伴奏で補ってあまりあります。
「憧れを胸に秘めた高貴な名演」 との評があります。
つぎの アラウ・SKD に出会うまでは、一番でした。
いま一番気に入ってるのが、アラウ とシュターツカペレ・ドレスデン(SKD) の共演です(写真 上 右)。
ドイツ古典派 の正統 を継ぐ・・・という評があり、シュヴァルツヴァルト(ドイツの暗い森)を想起させる重厚な音・当時のSKDにあったとされる練り絹のような美しい音・・・それにゾンダーマンのティンパニの間合いのよさと重厚感・・・。
アラウのピアノも、かつての隆盛をなつかしむ名君のような・・・との評があります。
これそ「皇帝」!!

そんな SKD と 上記 ザンデルリンク の共演 による 日本公演 の録音 が残ってます(写真 下) 。
モーツァルトさんの交響曲35番 ハフナー とベートーベンさんの交響曲8番、それにワーグナーさんのマイスタージンガー。
schwaltz Waltそのものの重厚な演奏…今ではこんな演奏、どこへ行っても聴けないかも。
宇野功芳さんにいわせると、皇帝の中の皇帝!といえば、ルビンシュタイン(写真 左) でしょう。それ以外には考えられない・・・と。
たしかに88歳にして、この壮麗で優美な演奏・・・どや!俺の生涯をかけたピアノや!と、関西弁ではいわないでしょうが、そんな風格を感じられる演奏は、そうそうありません。
関西人でいえば、芸のためなら女房の泣かす~~で、よ!!春団治!待ってました!!の世界ですね。
まあ、でもやっぱ、当時のSKD、ゾンダーマンさん・・・が好きなぼくは、これを一番にはもってこれないなあ。
もういっちょ、皇帝 といえば忘れられないのが、バックハウス と クラウス、ウィーンフィルの共演版ですね(写真 右)。
おもしろいことがあっても、絶対に笑わない・・・といわれるバックハウスが ニコリ ともせず淡々と演奏してます。
その にこり ともしない演奏に、情緒いっぱいにウィーンフィルとクラウスが伴奏してるのが、妙にあう。

社労士の 西村介延 です。
夏の気配もほぼ消えて、いよいよ秋ですね。
秋 といえば・・・。
先日は モーツァルトさん の ピアノ協奏曲23番 を紹介しましたが・・・。
「皇帝」(ベートーベン ピアノ協奏曲5番) も、秋 には似合います。
暑い夏には聴く気がしませんが、ちょっと肌寒くなる季節には、似あいます。
第一楽章の壮麗で美しく華やかなメロディ、冒頭から人を驚かす ジャーン!! は余りにも有名で、「いきなり黄金伝説」の こんなデカモリ!!の音楽にも使われてますね。交響曲5番(いわゆる運命)を思い出します。
第2楽章の山道を一人行くようなわびしさ、人生の一区切りに、これまでの来し方を思うような切ない音楽・・・。
そして第3楽章の一気呵成の進撃。あるフランス人ピアニストは 「これはヒットラーの侵略ではない。ナポレオンの進軍なのだ」 と語ったそうですが、そのとおりその勢いのよさは、正義への信念に満ちているかのようです。
第2楽章と切れ目なく連続してるところも、第5交響曲を彷彿とさせる構造です。
ぼくの大好きでしょっちゅう聴くCDをあげますと・・・。
まずは、内田光子 と ザンデルリンク の 共演によるもの(写真 上 左)。
ちょっと内田光子のピアノが弱い気もするけれど、ザンデルリンクの力強い伴奏で補ってあまりあります。
「憧れを胸に秘めた高貴な名演」 との評があります。
つぎの アラウ・SKD に出会うまでは、一番でした。
いま一番気に入ってるのが、アラウ とシュターツカペレ・ドレスデン(SKD) の共演です(写真 上 右)。
ドイツ古典派 の正統 を継ぐ・・・という評があり、シュヴァルツヴァルト(ドイツの暗い森)を想起させる重厚な音・当時のSKDにあったとされる練り絹のような美しい音・・・それにゾンダーマンのティンパニの間合いのよさと重厚感・・・。
アラウのピアノも、かつての隆盛をなつかしむ名君のような・・・との評があります。
これそ「皇帝」!!

そんな SKD と 上記 ザンデルリンク の共演 による 日本公演 の録音 が残ってます(写真 下) 。
モーツァルトさんの交響曲35番 ハフナー とベートーベンさんの交響曲8番、それにワーグナーさんのマイスタージンガー。
schwaltz Waltそのものの重厚な演奏…今ではこんな演奏、どこへ行っても聴けないかも。
宇野功芳さんにいわせると、皇帝の中の皇帝!といえば、ルビンシュタイン(写真 左) でしょう。それ以外には考えられない・・・と。
たしかに88歳にして、この壮麗で優美な演奏・・・どや!俺の生涯をかけたピアノや!と、関西弁ではいわないでしょうが、そんな風格を感じられる演奏は、そうそうありません。
関西人でいえば、芸のためなら女房の泣かす~~で、よ!!春団治!待ってました!!の世界ですね。
まあ、でもやっぱ、当時のSKD、ゾンダーマンさん・・・が好きなぼくは、これを一番にはもってこれないなあ。
もういっちょ、皇帝 といえば忘れられないのが、バックハウス と クラウス、ウィーンフィルの共演版ですね(写真 右)。
おもしろいことがあっても、絶対に笑わない・・・といわれるバックハウスが ニコリ ともせず淡々と演奏してます。
その にこり ともしない演奏に、情緒いっぱいにウィーンフィルとクラウスが伴奏してるのが、妙にあう。

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