大きくする 標準 小さくする
次ページ

2011年11月30日(水)更新

佐々木常夫さんが、政府の自殺対策特命チームのメンバーに

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 きのう19時ごろ、なにげにテレビのチャンネルを回しておりました。
 すると、佐々木常夫さん のお顔が映っておりました。
 オッ!と思って、見ておりましたら、佐々木常夫さんが政府の自殺対策特命チームのメンバーになったということでした。

 奥様の3度にわたる自殺未遂のことがあって、選ばられたのだと思います。

 佐々木さんはインタビューに答えて、働く人だけではない、家族までもが巻き込まれているのだ・・・といってました。
 先日ここでも紹介した新刊書の中の主張とおなじです。

 これから 自殺対策基本大綱の見直に向けて検討していくそうです。

 ということを、師匠の 森本貴代さんにメールしましたら、朝日放送の6時のニュースで、「夫源病」やってましたよ~~、と教えて頂きました。
 ぼくもみました。
 家事一切を今までまかせっきりにしてた夫が、定年退職後、あれやれこれやれ!で、妻に負担をかけることから、妻が病気になるって。
 在職中の夫婦のコミュニケーション・信頼感の問題が、退職で一気に浮上したのでしょうね、というおはなしを、メールでやりとりしとりました。
 
 大阪大学の石蔵教授の著書だそうです。
 石蔵先生の本、11月新刊で、好評らしいですよ。

2011年11月29日(火)更新

いよいよ、「就業規則のポイント」セミナー 間近です。12月8日です。

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。
 ちなみに、 「介延」 と書いて、ゆきのぶ と読みます。
 未熟児でしたので、かすかにでも(介)、いのちが延びますように(延)という願いが込められているそうです。
 出典は 「老子」 だそうです。
 そんな願いをよそに、身体だけは大きくなり、態度はもっと大きくなったのですが・・・。 
 
 さて、12月8日・・・といえば太平洋戦争の開戦の日ですが・・・。
 その12月8日、木曜日、ぼくもひとつ、たたかいの火ぶたを切ることになりました。

 天満橋 の エル大阪 南館 で、就業規則のポイントセミナー を行います。
 といっても、大阪府総合労働部 の主催なのですが。
 15時30分から17時まで、90分です。

 教科書的なことをしゃべっても、「そんなこと知っとるわい!!寝言は寝ていえ!!!」 といわれそうなので、そのあたりはさらっと流して
もっとホットな課題…例えば、メンタルヘルスでの休職や復職 や 業務用で支給されているスマートフォンの私的利用を巡る問題などを話そうかと思っています。
 というおはなしを、きのう、総合労働部のかたとさせていただいて、了解していただけました。

 年末のいっそがしときに!!といわず、おこしくださいまっせ~~。

 お申込みはこちらからどうぞ。
 http://www.pref.osaka.jp/sogorodo/shokai.html
 

2011年11月28日(月)更新

志を想う!佐々木常夫さんの新刊書 「これからのリーダーに贈る17の言葉」  

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 おととい、きのう、と、東京で社労士営業の泊まり込み勉強会に参加しました。
 沖縄・北海道、静岡、さらには福島からも受講者が来ておりまして、活気のある勉強会でした。
 その初めに撮影した動画は、きのうこのブログでもアップしました。
 となりにいたハローワーク勤務の女性からは、明るくて滑舌もよく、いい雰囲気ですよ、という評価を頂きましたが(ほめすぎ??)。
 ご覧になった方、いかがでしたでしょうか?
 これらの成果をきょう以降、営業活動に活かしていこうと思っています。

 さて、その帰り道、品川駅構内の書店で、佐々木常夫さんの新刊書を見つけました。
 「これからのリーダーに贈る17の言葉」
 佐々木常夫さん・・・については、このブログでもしょっちゅう話題にしておりますが。
 長男が自閉症、奥様は病気を患い、うつにもなり、自殺未遂・・・のなかで、家事一切を行うため、忙しい部署にもかかわらず、部署全体の定時帰社を実現した方です。
 ワークライフマネジメント・・・ワークとライフを意識的にマネジメントしようという考え方をされ、実践されて来られました。

 その方の新刊書・・・すぐに買ってしまい、新幹線のなかで読み、名古屋に到着するまでに読んでしまいました。
 前回佐々木さんの講演を東京で聞いたときも、帰りの新幹線車内で、「働く君に贈る25の言葉」を読んで、かっこ悪いくらい涙が出ましたが、今回はむしろ、身の引き締まる思いでした。

 リーダーは周りからリーダーと認められることが必要で、そのためには、みずから志を持ち、その志のために献身すること、その姿に周囲が共感することが必要だと述べています。
 リーダーシップの核心は志であり、生き方なのだ、と。

 特徴的なのは、リーダーの典型例として挙げられている2人の経営者が、ともに障がい者雇用を志とされた方だということです。
 一人は日本理化学工業の大山社長さん。
 たまたま試みで採用した障がい者が懸命に働くので、社員がみな、正規採用にしてくれという。
 彼らはなぜ、周囲の人が文字通り 驚く ほどに働くのだろうか?
 その理由をさぐるうち、人間の最大の幸せが働くことにあると気づいたそうです。
 そして数字を理解できない知的障がい者のために、色で数値を識別できるシステムを導入するなど、障がい者が働きやすい職場をつくることが志なのだと。
 導かれるように生きてきた・・・といいます。
 
 もうひとりはヤマト運輸の小倉昌男さん。
 小倉さんも、福祉財団をつくって、障がい者に働く場を提供してきた方です。
 働くことはつらい、つらいなかにこそ喜びがある、はじめから保護がありきでは、その喜びを奪うのだ・・・。
 そういう小倉さんには、結核で5年間、働けなかった過去があります。
 その働きたくても働けなかった自分と、いまの障がい者の雇用状況がだぶる・・・。
 小倉さんもまた、志に生きたひと・・リーダーなのだと思います。
 そしてお二方とも、その志が多くの人に共感されて、真のリーダーたりえているのだ…と指摘されています。

 そして、障がい者というけれど、人間、何らかの形で不備・病気を持って生きているのではないだろうか??
 日本国民の3分の1の人がなんらかの障害・病気その他の厳しい現実で生きているのではなかろうか??と問題提起されます。
 しかし日本社会は健常者を前提に作られているところに問題があるのではないだろうか?
 佐々木さんや家族の方のことをみてもそうですし、メンタルを病んでいる不調者にしても本来は健康で表面上は健康に問題のなかった方がたがほとんどだと思われます。

 そんなお二人の経営者を紹介しつつ、自分自身の志を持ち、自分のリーダーとなり、周囲の共感を得ること…これこそ真のリーダーなのだと主張されます。
 息子さんや奥さんのことでご苦労されたからこそ、書ける内容でしょう。
 
 ぼくもきのうのセミナーの成果をもとに、自らの志に忠実に、自らのリーダーとして、奮闘したいと思いました。
 身の引き締まる一冊の本です。
 
 てことで。
 ホームページはこちら。

 http://www.legalassist-sr.com

 メールマガジンはこちらからどうぞ。

 http://www.mag2.com/m/0001397371.html

2011年11月26日(土)更新

社労士さん、ついに動画で登場です。ご覧くださいませ!

みなさま、こんにちは。
社労士の 西村介延 です。
いつも当ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

ただ今、東京で社労士の営業について研修中です。
研修の一環で、動画撮影をしました。
どうぞご覧下さいませ。

2011年11月23日(水)更新

メンタルヘルス・ゼミに参加。抑うつ状態の社員対応について事例を検討しました。

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 きのう、年内最後のメンタルヘルス・ゼミがありました。

 テーマは 「抑うつ状態」 になった社員への対応を事例形式で検討するというものです。

 新卒から8年たって新しいプロジェクトを任されますが、ひとと一緒に仕事はしたくないタイプで・・・。
 しかも一緒に仕事をする協力会社の社員は仕事ができて人望も厚い・・・。
 なんとなく孤立感を深めて遅刻したり休みがちになり、医師の診断書を出します。
 休職するほどではないが業務軽減が必要だと書いてありました。
 で、会社は業務軽減として、プロジェクトから外した・・・、以後資格の勉強をしたり休んでは旅行したりの毎日・・・。

 テーマは、「抑うつ状態」の原因はなんだったのか?
     「プロジェクトを外す対応」が業務軽減策としてよかったのだろうか?会社にとって、同僚にとって、会社にとって、どうだったのか?
     「自分が会社の立場なら」、どういう対応をしただろうか 
 の3つが、アドバイザーの産業医から出されました。
 加えて、主治医の診断書をもとにしているが、会社の産業医、または会社指定医の見解はどうだったのか、業務軽減というけれど、会社の現場を知らない主治医の意見だけで判断可能か?そもそも主治医の診断書がそんなに重い判断材料になるのか?といったことが議論されました。

 労務士会の勉強会が重なったり風邪でダウンしたり、仕事がつまっていて・・・などなどで、参加者は少なかったですが、その分深い議論ができたように思えました。

 ぼくはこの日の議論から、2つのことを思いました。

 ひとつは「メンタルヘルスマネジメント検定 一種 公式テキスト」に出てた事例です。
 工場で責任者を任された人が職人気質で、ひとと共同したくない・・・できれば責任者を外して欲しい・・・でも言い出せない。
 そこで・・・診断書を書いてもらって休職するが、旅行したり釣りをしたり・・・という状態が続き、責任者を解任されます。
 とたん、元気になってハツラツと出勤してきている・・・という事例でした。

 この事例とは、休職の有無という違いこそありますが。
 ①新しい職務に適合しないことが原因でダウン、またはダウンを装っていること、②主治医の診断書が重要な判断要素になっていること、の2点で共通すると思いました。

 で、医師の診断書なのですが、やはり主治医の診断書だと、どうしても患者の側に立ちがちです。
 医師に悪意はなくても、現に自分の目の前で病状を訴え、苦しんでいる患者に対して厳しい評価はできないのが人情というものです。

 だからこそ、休職だの復職だのの人事上の重要な判断にあたっては、産業医や会社指定医の診断と意見が求められるのでしょう。

 ふたつめ。その傍証になるかどうかわからないですが、刑事裁判に関してこんな条文があります(要点のみ抜き書き)。
 刑事訴訟規則184条2項、被告人が召喚されて出頭できないときの診断書について、内容が疑わしいときは医師を召喚して医師としての適格性や内容を訊問しなければならない・・・。
 同規則185条・・・故意の虚偽記載があったときその他の不相当行為があったときは、裁判所が大臣や医師団体に適当な処置ができるように通知する・・・というものです。
 さらに刑法にも、私人作成の文書で内容が虚偽のものが罰せられるものが唯一、医師による公務所提出用の虚偽診断書作成です。

 これらの条文を根拠に、裁判上、医師 または 医師の診断者が信頼されていない・・・という弁護士もいます。
 だって、医師としての適格性まで見るんですよ、医学を専門にしない裁判官が。
 まあ、実際に使われることはない条文なのでしょうが、削除されずに残っていることから、まだ生きているともいえます。

 で、そんな診断書一通だけでは重要な人事上の措置は取れないし、やはり会社指定医や産業医の意見も十分考慮することが必要かな?と思いますが・・・。

 そんなこんなで議論が深まり、いろいろ個人的な思索もありつつ、年内最後のゼミが終わりました。
 「よいお年を」と言って別れました。

2011年11月21日(月)更新

人に負けない筋の通った意見をとおすために 「詭弁論理学」と「詭弁の話術」を

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 先週末、久々に落語を見ました。
 お題は 「つぼ算」・・・。

 この落語を見て、おもろい本、思い出しました。
 「詭弁論理学」(中公新書) と 「詭弁の話術」(阿刀田高)

 ご存知の方も多いでしょう。
 水を入れる つぼ を買いに行くおはなしです。
 「詭弁論理学」にも出ています。
 
 本当は2荷入りのつぼが欲しい・・・ですが、そこは買い物上手、まずは1荷入りを買うことにして・・・。
 3円50銭・・という番頭をいいくるめて3円にまけさせます。
 その応酬でまず笑わせます。
 「朝商いのことでっさかい、あんさんがたのことでっさかいに、同商売のことでっさかいに、どーんとまけて、うーんとおまけして、3円50銭」
 「朝商いやのうて、あんさんがたのことやのうて、同商売やのうて、どーんとおまけせんと、うーんとおまけもせんかったら、なんぼやねん?」
 「3円50銭・・・」
 
 そして近所を一回りして戻り、「やっぱり2荷入りが欲しかったんや・・・」。
 2荷入りは1荷入りの倍ででっさかいに、7円・・・やないわ、3円にしたから倍の・・・6円にですわなあ・・・(番頭泣き)。

 ここからがこの落語のおもしろいところで。
 ほなら番頭はん、いまこうた3円のつぼ、これ要らんさかいに返すわ。
 それで、つぼが3円、さっきはろうたつぼの代金、これが3円。
 合わせて6円、ええな、ほな、もろて帰るでえ。

 番頭、あわてて混乱します・・・そこで、それがこっちの、「おもうつぼや」、で落ちとなる・・・そんなおはなしです。

 このように、なんかうさんくさいが、いまいちポイントをついて反論ができない・・・こんな議論を 「詭弁」 と申します。

 「詭弁論理学」の著者は数理学者ですが、落語や「男はつらいよ」、子どものケンカを例にとって、詭弁の成り立ちを解明します。

 おもろいのは、「男はつらいよ」葛飾立志編・・・タイトルから明らかなように、主人公の寅が学問を志し・・・。
 憧れの女性考古学者のマネをして、メガネをかけたのはいいが、近所で評判になって・・・。
 以下は義弟の博との会話(ビデオで見たときの記憶による)。

 博 いいですか?勉強して、本をよんで、目が悪くなって・・・メガネをかけるんですよ。
   メガネをかけたからといってねえ、勉強したことにはならないんですよ。
 寅 気分だと言ってるんだ、気分からはいるんだからさあ、おまえだって、新しいことはじめるときは、新しいフンドシしめるんじゃないか。
 博 ぼくはパンツですよ。
 寅 そうか、お前はパンツか、お前みたいなパンツ野郎とは話し合いにならないね。
 博 パンツをはいてどこが悪いんですか

 この議論、単純に笑えますが、どこでおかしくなったのでしょうねえ??
 寅がたとえで出した フンドシ に博がのってしまったところから、おかしくなってしまいました。
 
 シナリオを書いている 山田洋二さん は、なにげない生活の中で、いつも自分たちが交わす会話を聞かされ、見せられて共感することが、「笑い」になっているのだ…と書かれたことがあります(「映画をつくる」 国民文庫)
 そんな生活のなかにあるなにげない詭弁・・・に目をむけることで、意外と議論にふりまわさrない「強さ」が生まれそうな気がしませんか?

 阿刀田高さんの 「詭弁の話術」 も、大学の論理学にも使えそうな、おもしろい本です。
 まだ、文庫本の棚には、「あ」行に 阿佐田哲也さん しかなく、浅田次郎さんも、阿刀田高さんも、並んでいなかった頃の本ですが・・・。
 
 ヒマな時にでも、ちょこっと見て下さいませ。
 「詭弁」が意外に歴史のあるものだとわかります。
 


 

2011年11月17日(木)更新

大坪勇二さんの 「月収1850万円稼いだ勉強法」 極めてまっとうな仕事術です。

 みなさま、こんにちは。
 寒くなってきましたが、お元気ですか?
 社労士の 西村介延です。

 さて、おもしろい本を見つけました。
 
 大坪勇二 「月収1850万円稼いだ勉強法」(祥伝社) です。
 
 この人の名前は知ってました。
 元生保の営業マンです。
 北村庄吾さん・・・社労士の実務勉強会 「プロゼミ」 の主宰者で、7月のメンタルセミナーの講師で、師匠・森本貴代さんのゴルフ仲間・・・が、本の中で、大坪さんからのハガキを紹介してました。
 写真入りで、文章は手書きで、ひとこと相手の印象やいいところをほめている・・・ハガキを会う人ごとに出すのだそうです。
 確かに一度会ったきりの人でも、あらためてハガキを頂くと、ああ、あのひと・・・と印象に残るし、悪い気がしません。

 そういう人の心をつかめる人の本ですから、おもしろくないわけがありません。
 もう一冊の本(「月収一万倍仕事術」)には、参考文献として、「非常識な成功法則」 も上がっています。

 先ず魅かれたのは、成績が最悪でおち込んでいたときに、ではこの状態から抜け出すために何をすべきか???を、具体的な作戦として、細かく書き出していったこと、そして書き出したことを実際に実践したことです。
 行動を細かく書き出す手法は 「非常識な成功法則」でも触れられています。大坪さん自身、そこからヒントを得たと書いています。
 そうか、このひとも 神田さんの手法を取り入れてるんだな・・・近親感と信頼感がわきました。

 北村庄吾さんが書いていた ハガキ のことも、書いてありました。
 お礼状や挨拶状をだすときには、相手のことをほめる・リスペクトしているというメッセージを出すことだと言ってます。

 そして、さすが…と思うのは・・・社長に会ったら社員をほめる・家庭に訪問したときはお子さんをほめる・・・人の痛いところをついてます。
 大坪さんは、 落語にも 「子ほめ」ってあるでしょう! と書いてます。
 同感!同感!!
 人の痛いところを突く・人心掌握術・・・それをすらっとできることがすばらしいですね。
 落語ファンとしては、痛いところを突かれました!

 「師匠」につくこと・・・も、実感です。
 結果を出し続ける人とそうでない人の違い・・・として挙げられているのは・・・。
 「ちがう池で泳げ」
 
これまでの自分を変えて、あたらしい自分に脱皮していくために、そして迷った時にあの人ならどう考えるだろう??というモデルをつくるために・・・師匠が必要なのだといいます。

 そしてセミナーに出て、そこの講師を師匠にする方法も伝授されています。
 なるほどと思ったのは、セミナーに出て実践する人が20%で、継続できるのがさらにそのうちの20%だということです。
 結局、いかにすばらしいセミナーにでても、セミナーの知恵を活かして成功するのは4%以下だという実状・・・。
 ぼくも来週から4か月かけて、月末に東京で社労士向けセミナーを受けるので、肝に銘じておきたいところです。

 その他その他、ちょっとセンセーショナルなタイトルとは別に、地道な確実な、それだけにめっちゃ参考になる本でした。
 いま、もう一冊を読んでます。

 この2冊の本のよさをひとことで言うと、参考文献が充実していて、深めたい・もうちょっと知りたいという欲求に応えてくれるところです。
 それだけ大坪さんがしっかり深めていたってことですかね。
 

2011年11月13日(日)更新

神田昌典 「非常識な成功法則(新装版)」 事業家が自らを振り返る機会になります。

 みなさま、こんにちは。
 社労士 の 西村介延 です。

 ちょっと肌寒くなってきました。
 みなさま、いかがお過ごしですか?

 先日、書店で 「非常識な成功法則」 の 新装版 を見つけましたと書きました。
 野暮用にかまけて買ったまま、2日間放置しておりましたが、きのう読みました。

 新装版。 
 言いたいことは旧版とおなじですが、データが新しくなった・脚注が入って読みやすくなったなどの点が旧版と違ってます。

 でも、マーカーや書き込みがないので、新鮮な気分で読める。
 新鮮な気分で読んで、初めて読んだときによく分らんかったことが、腑に落ちるのがわかりました。

 「非常識」 というけれど、きわめてオーソドックスです。
 ちょっと誤解を恐れないでいうと、指針セミナーでやってることを凝縮したような・・・?

 事業の理念をつくる。
 理念実現のために、やりたくないことに決着をつけ、反面でやりたいことを明らかにする。
 そのやりたいことを、日々の行動に落とし込む。
 それらを紙に書いて、毎日眺める・・・。

 で、実際、神田さんが指示するままに、やっていきました。
 なんだか、指針セミナー復習のようなところもあるなあ・・・なんて思いながら・・・。

 先日このブログで、いまこの本に出会えて幸せだと思うって書きました。
 実際に読んでみて、またそう思います。

 自分の事業をもう一度振り返って、理念から確認する作業になりました。

 ちょうど例会報告の準備とも重なって、指針セミナーを振り返り、人生を振り返り・・・と、まもなく終わる今年のうちに、決着をつけておくべきこと、もろもろの洗い出しができたみたいですよ。

 斉藤一人さんのおことば 、胸に響きます。
 偶然見つけたのですが、ぴったりの言葉でした。

   いまがあなたにとって修行のときです。
   笑顔で乗り越えましょう。

とありました。



 

2011年11月10日(木)更新

神田昌典 「非常識な成功法則(新装版)」 今日この本に出会えた幸せ!

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 神田昌典さん の 「非常識な成功法則」 (新装版) が書店に並んでおります。
 ビジネス書の棚に平積みされてましたので、注目されている本だとわかります。
 速攻買いました。
 神田さんの本からアドバイスを頂いていることもあるけれど・・・。
 もっと理由がありまして・・・。それは。

 きょうは例会リハーサル第2回目です。
 そこそこ準備はしたものの、あまり自信がない・・・。

 でもきょう、なんだか、天の神様が応援してくれてるんだろうな・・・と思えることがありました。
  (念のために言いますが、無神論者です。神も仏も否定はしませんが、宗教を信じているわけではないです。こういう謙虚な気持ちは大切にしたいけど・・・)

 ネットを見ておりますと、斉藤ひとりさん のおことば に出会いました。

 いまはあなたにとって修行のときです。笑顔でのりこえましょう。

 と書いてありました。

 たしかに、指針セミナーにせよ、例会報告にせよ、これまでの自分を考えて強み・弱みを見つめ、やりたいことをやるための準備だと思っています。
 そのこれまでの棚卸しとこれからの展望を、今年のうちにやらせてもらって、来年こそ、飛躍の年にすればどうよ!

 そんな姿勢で例会報告に臨もうと思います。

 その言葉に励まされて、「よし!!」 と思い、友人がやってる裁判を傍聴に大阪簡裁にいきました。
 
 その途中立ち寄った淀屋橋の書店で見つけたのが、この本です。

 神田昌典さんはファンの方もたくさんいらっしゃいますよね。
 ぼくがファンになったのも、この本がきっかけでした。
 行政書士さんの本でも、推薦図書であがってました。

 改訂版 というように、2002年に出たものを一部修正した本です。
 ぼくも旧版は持ってますが、ぼくにとって大事なのは、いま、この時点でリハーサルの朝、この本にであったということなんです。

 いまこの本にであったということは、もう一度このタイミングで新しくなったこの本ともう一度向き合って見なさい。
 そしてこの本に出会った時の初心に帰って、自分を棚卸ししなさい。
 修業でもなんでもいいけれど、自信をもって、いまの時期をしっかりのりこえなさい!!
 そんなメッセージだとおもいました。

 速攻買って、簡裁に行き、傍聴し、友人と昼ごはんを食べてましたら、きのう原塾でごいっしょした方から、例会報告の要領をメールで頂きました。
 そうだ、みんな応援してくれてる!
 大丈夫!

 そんなことがあって、いま帰ってきました。

 ざっと読んでみて、「非常識」かもしれないけれど、参考になる本だと思います。
 旧版を持ってる方も、一度みてください。
 常識にとらわれない・カネを儲けることの本質みたいなことにふれて、アッと思うような、思わないような。

 ぼくにとっては、いまこのタイミングでこの本に出会えたこと、それ自体がけっこうラッキーだったんですけど・・・。
 これもご縁、この本をTTP(徹底的にパクる)でいきたいと思います。

 

2011年11月09日(水)更新

昨日、「原塾」に参加しました。TTPってご存知ですか??

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 きのうは 第24回目の 原塾 がありました。
 塾長の 原守男さん の会社 ご存知 旭電気化成株式会社 の会議室で、行われました。

 塾長に来客があって開始時刻が若干遅れましたが・・・。
 そこは原塾のこと、話題にはこと欠きません。

 指針セミナー修了者の Cダッシュの会 の話題で盛り上がりました。
 ぼくも先月、一応修了だったので、自分のこれからのこととして聴いておりました。
 なんどもサブリーダーで入り、納得いかずもう一度履修した、とか、満足のいくものができるまで10年かかったとか。
 経営が一朝一夕にはいかないことくらいは理解しているつもりですが、こういう人を前にすると、ひよっこ!!だと実感します。

 Cダッシュの会で学ぶことは?との問いには、TTP というお答えでしたよ。
 TTP・・・?
 きょうどこかの国で決めるノダ、とか 決めないノダ とかがニュースになってる 環太平洋ナントカ・・・ではありません!

 徹底的にパクる!!で、TTP。

 パクるなんていうと、いかにも大阪弁で、品がなさそうですが。
 ひとの成功や失敗を参考にして学び、自分なりの事業に仕上げることなら、いちから創りあげるのに比べてやりやすい。
 同友会の例会やCダッシュの会には、その手の事例はやまほどあるので、頂かない手はないということでして。

 お隣の女性会員さんが、自分も新規事業に参画したいが・・・という相談を持ちかけて・・・。
 TTPの人が答えます。その応酬がめっちゃ参考になりました。
 なんで?いつ?場所は?何坪の事務所?事務所を絵に描いて!と矢継ぎ早に質問を浴びるが、答えられないこともある。
 容赦なく質問とコメントが入って・・・。
 その女性は あとで、 「悔しい!!」 と言われました。

 他人ごとではありません。
 ぼくも先週、例会リハーサルでよく似た質問攻めにあっています。

 お分かりでしょうが、意地悪で詰めているのではありません。
 事業に必要な 思い入れや計画の確かさ を詰めているかをチェックしているのだと思います。

 こういう発想、自分にこれまでなかった目線を TTP、徹底的にパクる…頂くということなのでしょうね。

 とここまで書いたところで、メールが入りました。
 たまにここでも登場いただく労務士の師匠、久保貴美先生からでした。
 TKPちょっと変えてパクる、OKP思いっきり変えてパクる・・・というのはどうかと・・・。
 うまいですね。こういう瞬発的なギャグセンス、大阪のおばちゃん的でステキ!!
 でも、TTPだからTPPと引っかけてうけるのでありまして・・・。
 時事ネタとの引っかけが弱いぞ!と、思わず突っ込んでるぼくですが・・・。

 横で聴いているぼくも、TTP、徹底的にパクらせて頂きました。

 ちょうどいいところで塾長が戻ってきて、開始。
 そのなかでも、雑談の枠を超えて、またその事業計画が話題になりました。
 雑談のときと違い、詰めるだけでなく建設的な意見もでました。

 ぼくも例会報告や就業規則セミナーのはなしをし、参加者から人事制度の提案を課題として頂きました。
 せっかくのご提案、検討し徹底的に行くかどうかは別にして、パクらせて頂くことにしました。

 それやこれやで、4時間あまり、おもしろく楽しい原塾でありました。
 塾長、原塾のみなさま、おおきに!!
 めっちゃおもろかったでっせ!


  
次へ»

会社概要

障害年金 申請相談・代行業 就業規則作成・改定業 各種公的助成金申請相談・代行業

詳細へ

個人プロフィール

趣味 音楽鑑賞(内田光子やバックハウスのピアノ協奏曲のCDでの鑑賞)

詳細へ

<<  2011年11月  >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

コメント一覧

最新トラックバック

  • フェラガモ 店舗 from フェラガモ 店舗
    くつづくり にかける情熱 感動です。朝日放送 LIFE出演の望月智恵さん - 社会保険労務士事務所リーガルアシスト 代表 西村介延
  • nBTHLpwZ from nBTHLpwZ
    同友会 支部例会の「前座」はドラッカーを読んで、例会を盛り上げ、成功させる。 - 社会保険労務士事務所リーガルアシスト 代表 西村介延
  • cheap beats from cheap beats
    同友会 支部例会の「前座」はドラッカーを読んで、例会を盛り上げ、成功させる。 - 社会保険労務士事務所リーガルアシスト 代表 西村介延
  • Chanel Outlet from Chanel Outlet
    「労働事件審理ノート(第3版)」 勉強会 はじめます - 社会保険労務士事務所リーガルアシスト 代表 西村介延
  • cheap oakley from cheap oakley
    「労働事件審理ノート(第3版)」 勉強会 はじめます - 社会保険労務士事務所リーガルアシスト 代表 西村介延