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2011年02月24日(木)更新

東京行った  新幹線乗った

 こんにちは。

 社労士の 西村介延 です。

 子供の作文のような題名で失礼します。

 昨日、東京へ行って 亀田高志教授(産業医大ソリューションズ)

の セミナーに参加しました。
 

 往路の新幹線 のぞみ の車内ニュースで、

    過労自殺で国家賠償請求

 というニュースが流れました。

 朝早くに出たので新聞を読んでおらず、知り合いにメールしましたら、

何人かの方が日経や産経の記事を紹介してくれました。

 国家賠償法1条の「違法」として、200時間の特約条項の受理を主張した

ようです。この問題で企業側の責任ではなく行政の側の責任を問うたのは、

初めてだそうです。今後の展開が注目です。メンタルヘルスのセミナーへ行く

途上だったので、妙な因縁を感じてしまったのでした。   


 さて、亀田先生のセミナーですが・・・。

 メンタル不調でダウンし、休職した方への職場復帰支援 がテーマです。

 厚生労働省では、「職場復帰支援の手引き」を発表していますが、

   一読して、これを自社の事例に応用できる企業           

は、少ないのではないでしょうか。

 これを   「スマートに作り、上手く運用するコツ」

を、伝授する のが、このセミナーの狙い だということでした。

 東京青山の アイビーホール で行われ、80人の定員が満杯状態でした。

参加者は企業の人事担当者・衛生管理者・社労士や弁護士(バッジをつけているので、それとわかる)などの他、医師の方もいらしていました。                                         平日の昼間にもかかわらず、これだけの人が集まったことで、

  休職者の復帰支援 の難しさ や 企業側も 休職者も 悩んでいる                                     ということが実感できました。

 朝早くに大阪を出て、とんぼ返り はつらいですが、

実務的にも多くの課題があり、「手引き」も使うのが難しい 状況で、

現に多くの休職者と向き合っている実務家の対応策 を知ることができて

よかったと思います。


 出版社のブログでこれを書くと、叱られるかもしれないけれど、

亀田先生は、東洋経済新報社から、

   人事担当者、管理職のための メンタルヘルス入門

を出されており、3月には できる社員の健康管理術 を 出版されます。

関心のある方は参照なさってください。