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2011年07月04日(月)更新
きょうで加害者は「無罪放免」・・・「それでもなお」、ひとを愛するのは・・・?
みなさん、こんにちは。
社労士の 西村介延 です。
蒸し暑い毎日です。
この暑さに負けない 熱さ で毎日を乗り切りましょうね!!
さて、先週の月曜日に、弟の 「 交通死 」 について書きました。
(この 「 交通死 」 ということばは、娘さんを交通事故で亡くされた二木雄策先生の著書の名です。岩波新書。加害者にも読ませてレポートを書かせました。)
その加害者の所属大学での懲戒処分が今日でおわります。
晴れて無罪放免ってわけです。
しかし遺族としては釈然としません。
殺されたことは仕方ないとしても、遺族の前に現れない・謝らないといった20歳とは思えない傲慢さに納得がいかないのです。
「 それでもなお 」 佐々木常夫さんは、「 ひとを愛しなさい! 」 と説かれます。
佐々木さん自身、むつかしい・聖人の域であると認めてはいるのですが・・・。
ずっと考えてきました。
とてもあの親子を愛そうなどとはおもえない・・・、なんで??
たぶん、2つの理由からだと思い至りました。
ひとつは 斉藤一人さん が弟子の永松さんに話している内容を読んでのことですが・・・。
ひとをにくみ、夜も眠れない日が続くとする。
しかしその憎まれた人はそんなことに思いもよらず、高いびきをかいているかもしれない・・・。
そうだとすれば、その傷つけられた人は言動で傷つけられたうえに、さらに思い悩んで傷つく・・・。
傷つけたひとは 「 へ 」 とも思っていない。
だから、そういう非生産的なことは断ち切ろう! という発想がいちばん しっくりくる と思います。
聖人だの修行僧だののようなことはとてもできない。
でも、自分の心を、自分で楽にするんだったら、凡人のぼくにもできそうな気がする。
もうひとつは、 「 ひとを愛しなさい 」 の 「 ひと 」 は、特定の 「 ひと 」 を指すわけではない、ということです。
無理に、加害者を愛しなさいとは、さすがに悟りの境地にでも達しないといえません。
加害者が憎い!! ドライバーが憎い!! っていうけど、ドライバーさんはふつうは丁寧な運転をされているし、交通事故のすべてがドライバーの責任っていうわけでもない。自動車一般が悪いなどというのは、いまの時代では、ナンセンス!!です。
それにもしかしたら、加害者にしても、ちょっとはなにかしら優しいところもあるのかもしれない。
いくら人をなめた態度をとる加害者にあたったとはいえ、それを 「ひと」 一般に押し広げて、すべてのひとのすべてをを否定するのは、いかになんでも、おかしい。
現に、あの事故以来、いったいどれだけのひとに、ぼくは助けられてきたのだろうか??っておもったときに、それこそ、おおくのひとの 「 愛 」 に支えられてきましたよ。
その 「 愛 」 に支えられてこれまでやってこれました。
そして、その人たちに出会えたのも、もしかしたら、あの加害者のおかげ??なのかもしれないです??
ってことをつらつら、考えておりましたら、やっぱり 「それでもなお、人を愛」することが必要だと思い至りましたよ。
それほど立派なことではなく、宗教的悟りの境地でもないけれど。
人を愛することが自分を愛することだ・・・という佐々木常夫さんのおことばが、心にしみたきょうこの頃でありました。
でありますから。
このブログを読んで下さったみなさまに、すべてのよきことがなだれのように、おきました!!
社労士の 西村介延 です。
蒸し暑い毎日です。
この暑さに負けない 熱さ で毎日を乗り切りましょうね!!
さて、先週の月曜日に、弟の 「 交通死 」 について書きました。
(この 「 交通死 」 ということばは、娘さんを交通事故で亡くされた二木雄策先生の著書の名です。岩波新書。加害者にも読ませてレポートを書かせました。)
その加害者の所属大学での懲戒処分が今日でおわります。
晴れて無罪放免ってわけです。
しかし遺族としては釈然としません。
殺されたことは仕方ないとしても、遺族の前に現れない・謝らないといった20歳とは思えない傲慢さに納得がいかないのです。
「 それでもなお 」 佐々木常夫さんは、「 ひとを愛しなさい! 」 と説かれます。
佐々木さん自身、むつかしい・聖人の域であると認めてはいるのですが・・・。
ずっと考えてきました。
とてもあの親子を愛そうなどとはおもえない・・・、なんで??
たぶん、2つの理由からだと思い至りました。
ひとつは 斉藤一人さん が弟子の永松さんに話している内容を読んでのことですが・・・。
ひとをにくみ、夜も眠れない日が続くとする。
しかしその憎まれた人はそんなことに思いもよらず、高いびきをかいているかもしれない・・・。
そうだとすれば、その傷つけられた人は言動で傷つけられたうえに、さらに思い悩んで傷つく・・・。
傷つけたひとは 「 へ 」 とも思っていない。
だから、そういう非生産的なことは断ち切ろう! という発想がいちばん しっくりくる と思います。
聖人だの修行僧だののようなことはとてもできない。
でも、自分の心を、自分で楽にするんだったら、凡人のぼくにもできそうな気がする。
もうひとつは、 「 ひとを愛しなさい 」 の 「 ひと 」 は、特定の 「 ひと 」 を指すわけではない、ということです。
無理に、加害者を愛しなさいとは、さすがに悟りの境地にでも達しないといえません。
加害者が憎い!! ドライバーが憎い!! っていうけど、ドライバーさんはふつうは丁寧な運転をされているし、交通事故のすべてがドライバーの責任っていうわけでもない。自動車一般が悪いなどというのは、いまの時代では、ナンセンス!!です。
それにもしかしたら、加害者にしても、ちょっとはなにかしら優しいところもあるのかもしれない。
いくら人をなめた態度をとる加害者にあたったとはいえ、それを 「ひと」 一般に押し広げて、すべてのひとのすべてをを否定するのは、いかになんでも、おかしい。
現に、あの事故以来、いったいどれだけのひとに、ぼくは助けられてきたのだろうか??っておもったときに、それこそ、おおくのひとの 「 愛 」 に支えられてきましたよ。
その 「 愛 」 に支えられてこれまでやってこれました。
そして、その人たちに出会えたのも、もしかしたら、あの加害者のおかげ??なのかもしれないです??
ってことをつらつら、考えておりましたら、やっぱり 「それでもなお、人を愛」することが必要だと思い至りましたよ。
それほど立派なことではなく、宗教的悟りの境地でもないけれど。
人を愛することが自分を愛することだ・・・という佐々木常夫さんのおことばが、心にしみたきょうこの頃でありました。
でありますから。
このブログを読んで下さったみなさまに、すべてのよきことがなだれのように、おきました!!
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