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2011年09月02日(金)更新
しごとは顧客の困りごと視点で速攻解決こそ・・・役員研修講座に出て学んだこと
みなさま、こんにちは。
社労士の 西村介絵 です。
台風が近畿地方を直撃する・・・ということですが、みなさま、備えは大丈夫でしょうか?
きのう、大阪は風こそきつかったですが雨は小降りで、心配なかったですが。
きのう夜、大阪同友会の役員研修講座 特別オープン講座 がありました。
台風接近の状況でも、多くの方がお見えになって、懸命に学ばれていました。
講師は、代表理事の堂上勝己さん。梅南鋼材株式会社の代表取締役をなさっています。
2001年ビジョンや2008ビジョンのおはなしがメインでしたが、ぼくが 「おもしろい!」 と思ったのは、次の2点です。
まず、創造性を発揮できる企業づくり ということで、新たな付加価値や抜本的な改良・変化を行える企業であること。
オンリーワンや独自性ということは、むしろ常識的にいわれます。
しかし本当に創造性を発揮できるオンリーワンの企業になるということは、なかなか難しいことだと思います。
ぼくが思うには、それは2つの点で難しいのだと思います。
ひとつは創造性のある商品・サービスを提供するための知識・知恵・技術・情報を手に入れて現に作り出すことのむつかしさ。
もうひとつは自社の求める創造性を顧客が受け入れてくれるか・ニーズに合っているかの判断のむつかしさ。
堂上さんは、この むつかしさ を克服する一手段として、考える時間を作ることを提案されています。
忙しい・忙しいといって、事業の今後を考えていないことも多いのではないですか??と堂上さんは問いかけておられました。
今回のような講座に出て、発想を学ぶこともひとつでしょうか。
それから顧客の困りごとを解決するという視点です。
これは堂上さんの個人的見解だということでしたが。
いいものを作っても、売れなければ何にもなりません。
ドラッカーさんも言ってます。顧客が買っていると思うもの、価値ありとするもの・・・が企業がなんであり何を生産し繁栄するか否かを決定する(マネジメント 上 74p)。
顧客が商品・サービスに目を向けるのは、自分の困りごとを解決したいがためで、解決に役立つからこそ、買ってもらえるし口コミも起きる・・・というものなんだろうと思います。
自社だけで解決が難しいときこそ、同友会のネットワークで弱みを補強し、「連携して」顧客の困りごとに向かっていこうと。
なかなかできそうでできないことだとは思います。
ひとつには自社の弱みを見つめることはつらいことだからです。
もうひとつは自社の得意なところでだれでも勝負したいからです。
だから問題解決よりも、自分の知識や技術優先になっても、なかなか気づきにくい・・・と。
ぼく的には、ここがいちばん感動しました。
自分の得意分野・専門知識に引き込んでしまう・難しい言葉・知識を知っていると振りかざしたくなってしまう・・・しらずしらずそうなってしまっているからです。
たとえば未払い残業代で悩んでいるんです・・・という相談が来たとしてですよ。
端的に聞くべきは御社の就業規則は?タイムカード見せて、賃金台帳見せて・・・のはずです。困っているのはその会社なんで、その会社がどうなってるかがだいじなんで。
それをここで、労働基準法総論をはなしても、「??」「さいなら!」「寝言は寝ていえよ!」でおしまいですわ。
そんなわけで、このひとつのことを改めて考えさせられた・・・というだけでも、台風来るし…やめとこかなあ…と迷いつつも行ったかいがありました。
いってよかった・有難かった・・・といえば、同じテーブルになった方々がまだ半年の会歴しかないぼくに気遣ってくださったこと、討論結果の報告の機会を与えて下さったこと、報告のとき、オンリーワン研究会でご一緒している女性会員さんが うんうん とうなづいて下さっていて、その方に向けてはなすことで、緊張感がとれたことです。
きっとこういう心遣いが同友会のすばらしいところなんだろうな・・・思い、先輩の方々のやさしさ・おもいやり に感動したのでした。
社労士の 西村介絵 です。
台風が近畿地方を直撃する・・・ということですが、みなさま、備えは大丈夫でしょうか?
きのう、大阪は風こそきつかったですが雨は小降りで、心配なかったですが。
きのう夜、大阪同友会の役員研修講座 特別オープン講座 がありました。
台風接近の状況でも、多くの方がお見えになって、懸命に学ばれていました。
講師は、代表理事の堂上勝己さん。梅南鋼材株式会社の代表取締役をなさっています。
2001年ビジョンや2008ビジョンのおはなしがメインでしたが、ぼくが 「おもしろい!」 と思ったのは、次の2点です。
まず、創造性を発揮できる企業づくり ということで、新たな付加価値や抜本的な改良・変化を行える企業であること。
オンリーワンや独自性ということは、むしろ常識的にいわれます。
しかし本当に創造性を発揮できるオンリーワンの企業になるということは、なかなか難しいことだと思います。
ぼくが思うには、それは2つの点で難しいのだと思います。
ひとつは創造性のある商品・サービスを提供するための知識・知恵・技術・情報を手に入れて現に作り出すことのむつかしさ。
もうひとつは自社の求める創造性を顧客が受け入れてくれるか・ニーズに合っているかの判断のむつかしさ。
堂上さんは、この むつかしさ を克服する一手段として、考える時間を作ることを提案されています。
忙しい・忙しいといって、事業の今後を考えていないことも多いのではないですか??と堂上さんは問いかけておられました。
今回のような講座に出て、発想を学ぶこともひとつでしょうか。
それから顧客の困りごとを解決するという視点です。
これは堂上さんの個人的見解だということでしたが。
いいものを作っても、売れなければ何にもなりません。
ドラッカーさんも言ってます。顧客が買っていると思うもの、価値ありとするもの・・・が企業がなんであり何を生産し繁栄するか否かを決定する(マネジメント 上 74p)。
顧客が商品・サービスに目を向けるのは、自分の困りごとを解決したいがためで、解決に役立つからこそ、買ってもらえるし口コミも起きる・・・というものなんだろうと思います。
自社だけで解決が難しいときこそ、同友会のネットワークで弱みを補強し、「連携して」顧客の困りごとに向かっていこうと。
なかなかできそうでできないことだとは思います。
ひとつには自社の弱みを見つめることはつらいことだからです。
もうひとつは自社の得意なところでだれでも勝負したいからです。
だから問題解決よりも、自分の知識や技術優先になっても、なかなか気づきにくい・・・と。
ぼく的には、ここがいちばん感動しました。
自分の得意分野・専門知識に引き込んでしまう・難しい言葉・知識を知っていると振りかざしたくなってしまう・・・しらずしらずそうなってしまっているからです。
たとえば未払い残業代で悩んでいるんです・・・という相談が来たとしてですよ。
端的に聞くべきは御社の就業規則は?タイムカード見せて、賃金台帳見せて・・・のはずです。困っているのはその会社なんで、その会社がどうなってるかがだいじなんで。
それをここで、労働基準法総論をはなしても、「??」「さいなら!」「寝言は寝ていえよ!」でおしまいですわ。
そんなわけで、このひとつのことを改めて考えさせられた・・・というだけでも、台風来るし…やめとこかなあ…と迷いつつも行ったかいがありました。
いってよかった・有難かった・・・といえば、同じテーブルになった方々がまだ半年の会歴しかないぼくに気遣ってくださったこと、討論結果の報告の機会を与えて下さったこと、報告のとき、オンリーワン研究会でご一緒している女性会員さんが うんうん とうなづいて下さっていて、その方に向けてはなすことで、緊張感がとれたことです。
きっとこういう心遣いが同友会のすばらしいところなんだろうな・・・思い、先輩の方々のやさしさ・おもいやり に感動したのでした。
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