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2012年01月15日(日)更新
山崎豊子原作「運命の人」始まりますね。なつかしい本、思い出しました
皆さま、こんにちは。
社労士 の 西村介延 です。
きょうから、山崎豊子さん原作 の 「運命の人」 が始まります。
外務省機密漏えい事件 と、世間ではいわれている事件 です。
この事件について、むかし読んだ ちょっと懐かしい(?)本を2冊、思い出しました。
澤地久枝 「密約」(中公文庫)
阿刀田高 「詭弁の話術」(ワニ文庫・角川文庫) です。
澤地さんの本は、二時間の特別枠のドラマ で、放映されていたのを見て、原作を読んだ記憶があります。
この事件そのものは、直接には知らないのですが、このドラマはいまだに覚えています。
新聞記者が刑事被告人として出廷する場面は、新聞のドラマ紹介記事の写真まで鮮烈に覚えています。
のちに、学校で憲法の講義のなかで、この事件の判決文に接しても、ドラマのほうで思い出してました。
新聞記者に扮した北村和夫さん、外務省の職員の吉行和子さん。迫力ありました。
今度の「運命の人」はどうでしょうか?
もうひとつは、「詭弁の話術」。
この本はタイトルの通り、「詭弁」を扱った本です。
阿刀田さんの作品ですので、ユーモアもあり、皮肉も強烈に利いています。
ひとつ、笑える(?)例をあげましょう。ユーモアのほうですね。
いまだに記憶に残っています。
小柳ルミ子さん の 「瀬戸の花嫁」、いい歌ですね。
あそこで、「若いと だれもが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」 って歌詞ありますね。
そこをとらえて。
そんなことを言っているから、「若いとだれもが心配する」のだ、と、阿刀田さんはいいます。
美容師の資格があるから大丈夫、とか、教員資格があるから大丈夫、とか、賃貸収入があるから大丈夫・・・ならわかる。
でも、「愛があるから大丈夫」・・・で、大丈夫なのか??
そんなこといってるから、だれもが、若いと心配するんじゃないの??
笑えましたね。
確かに、あたってるでしょう?
ま、その本で、「詭弁」 のひとつの例、として、この事件が引かれていました。
こちらは、皮肉・・・というか、風刺、怒り・・・かもしれないですね。
どんなところかって?
沖縄返還交渉の大事な局面で、日米の密約があったのを、すっぱ抜いた記者と、密約を教示した外務省職員の問題です。
日本の国民や沖縄県民の大事な関心事です。
それを正面から問題視しないで、不倫・色仕掛け・手段がきたない・・・というほうに問題をすりかえてませんか?
なかには、西山太吉・・・なんて、名前からして 「太い」野郎だ!などという意見もあった・・・。
手段のきれい・きたない・・・はいまはおきましょう。
問題の本質を、そういった個人的な資質にすりかえること・・・これが 「詭弁」 だと、阿刀田さん は指摘されています。
そんなこと、思いました。
「運命の人」山崎豊子さんの原作もすばらしいです。
「密約」 も、「詭弁の話術」 も、いい本ですよ。
あ、あす、メルマガ 第一号出しますね。
未熟ですが、詭弁 は弄しません。全力投球します。
よろしくお願いします。
http://www.mag2.com/m/0001397371.html
ホームページはこちらからどうぞ。
http://www.legalassist-sr.com
社労士 の 西村介延 です。
きょうから、山崎豊子さん原作 の 「運命の人」 が始まります。
外務省機密漏えい事件 と、世間ではいわれている事件 です。
この事件について、むかし読んだ ちょっと懐かしい(?)本を2冊、思い出しました。
澤地久枝 「密約」(中公文庫)
阿刀田高 「詭弁の話術」(ワニ文庫・角川文庫) です。
澤地さんの本は、二時間の特別枠のドラマ で、放映されていたのを見て、原作を読んだ記憶があります。
この事件そのものは、直接には知らないのですが、このドラマはいまだに覚えています。
新聞記者が刑事被告人として出廷する場面は、新聞のドラマ紹介記事の写真まで鮮烈に覚えています。
のちに、学校で憲法の講義のなかで、この事件の判決文に接しても、ドラマのほうで思い出してました。
新聞記者に扮した北村和夫さん、外務省の職員の吉行和子さん。迫力ありました。
今度の「運命の人」はどうでしょうか?
もうひとつは、「詭弁の話術」。
この本はタイトルの通り、「詭弁」を扱った本です。
阿刀田さんの作品ですので、ユーモアもあり、皮肉も強烈に利いています。
ひとつ、笑える(?)例をあげましょう。ユーモアのほうですね。
いまだに記憶に残っています。
小柳ルミ子さん の 「瀬戸の花嫁」、いい歌ですね。
あそこで、「若いと だれもが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」 って歌詞ありますね。
そこをとらえて。
そんなことを言っているから、「若いとだれもが心配する」のだ、と、阿刀田さんはいいます。
美容師の資格があるから大丈夫、とか、教員資格があるから大丈夫、とか、賃貸収入があるから大丈夫・・・ならわかる。
でも、「愛があるから大丈夫」・・・で、大丈夫なのか??
そんなこといってるから、だれもが、若いと心配するんじゃないの??
笑えましたね。
確かに、あたってるでしょう?
ま、その本で、「詭弁」 のひとつの例、として、この事件が引かれていました。
こちらは、皮肉・・・というか、風刺、怒り・・・かもしれないですね。
どんなところかって?
沖縄返還交渉の大事な局面で、日米の密約があったのを、すっぱ抜いた記者と、密約を教示した外務省職員の問題です。
日本の国民や沖縄県民の大事な関心事です。
それを正面から問題視しないで、不倫・色仕掛け・手段がきたない・・・というほうに問題をすりかえてませんか?
なかには、西山太吉・・・なんて、名前からして 「太い」野郎だ!などという意見もあった・・・。
手段のきれい・きたない・・・はいまはおきましょう。
問題の本質を、そういった個人的な資質にすりかえること・・・これが 「詭弁」 だと、阿刀田さん は指摘されています。
そんなこと、思いました。
「運命の人」山崎豊子さんの原作もすばらしいです。
「密約」 も、「詭弁の話術」 も、いい本ですよ。
あ、あす、メルマガ 第一号出しますね。
未熟ですが、詭弁 は弄しません。全力投球します。
よろしくお願いします。
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