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2011年12月13日(火)更新

また、痛ましい交通事故がありましたね。アルコールを飲んでまで運転するのはなぜ?

 皆さま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 また痛ましい交通事故が報道されています。
 月食を見に行った子供さん2人が、飲酒運転の車にはねられて、亡くなりました。

 酒を飲んで正常な運転ができないのなら、なんで乗るのでしょうか?

 理由はおよそわかります。
 いままでも、それでとおって来たからです。
 今回たまたま運が悪かったために、ぶつかったのではないんだと思います。
 これまでになんども、飲酒運転をして、ヒヤリ!ハット!をくり返しているはずです。

 でも。
 それでこれまで、無事に済んだから。
 きっと今度も大丈夫だと・・・。

 くどいですが。
 義理の弟が事故死したケースでも、加害者の学生は事故までに何度も、徹夜で遊んで車で家に帰ることをくり返していたに違いありません。
 けれども、これまではガードレールにぶつけそうになっただけで済んでいたのだと思います。
 だから、今度もその程度で済むものだと、タカをくくったに違いありません。

 今回の事件にしても、たまたま・運悪く・・・というものではないと思います。
 そうでなければ、いま、飲酒運転がきびしく非難されているのに、あえてそれを行う理由がありません。

 自分は大丈夫だ・・・と。
 なぜなら、これまでは大丈夫だったから・・・。

 たかの友梨さん も フォレスト出版の新書本で、書いてましたけど。
 たまたま、きょうは運が悪くてね・・・というのは言い訳に過ぎないんだそうですよ。
 日ごろから、運が悪くなるような行動をしてるから、ちょっとしたことで、それが悪いほうに傾いてしまうのだ・・・って。

2011年12月11日(日)更新

営業・マーケッティングでは、読んでないとお話にならない本 「影響力の武器」

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 まったまた、おもろい本の紹介でっす。

 「影響力の武器」(第2版)

 
ご存知の方も多いとおもいますが・・・。
 一級の営業パーソンはこの本を読んでるようですね。
 営業・マーケティングに携わるなら、読んでいないとお話にならないとまで、いう人もいます。
 以前、ここでも紹介した 大坪勇二さん は、自著の推薦図書の中で、そのように言ってます。
 テレアポで有名な 吉野真由美さん も、困ったときには、この本を開いて、人間心理の基本に帰るのだ、と書いてました。

 なんだかよく分らない本のようなタイトルですが。
 読んでみると、はまります。おもろいです。
 著者のチャルディーニさんは、アメリカの著名な心理学者です。

 副題は、「なぜ、ひとは動かされるのか」。 

 営業マンに乗せられて、必要でもないものを買わされた・いいカモだった・・・。
 そんな体験から、逆に イエス といわせる要因・テクニック・心理学の原理は、なんなのだろうか?を考察した本です。
 以前、ここでも紹介した 「詭弁論理学」(中公新書) と執筆の動機は似ています。

 この著者のおもしろいところは、その原理を研究するために、みずからが営業マンになって、百科事典や掃除機などなどの営業研修・訓練に参加して、その現場体験をもとにかいているところです。
 また第2版からは、読者の体験を紹介して、著者のコメントも添える形式になっているのも、「読んでいないと、おはなしにならない」といわれるところでしょうね。

 ひとつ、コントラストの原理 といわれているものの例 を紹介しましょう。
 笑えますよ。

 ある女子大生がパパとママに手紙を書きました(要約です)。
 パパ、ママ、私のアパートが火事になってね。
 奇跡的に助けられたんだけど、住むところがないから、彼の家にいさせてもらってたの。
 彼、すんごくやさしくていい人。
 妊娠しちゃった。おじいちゃんとおばあちゃんになっちゃうね。
 私たち、結婚するの。
 でもね、彼、妙な伝染病にかかっちゃって、私もうつっちゃった。
 それで今は、結婚できないけど・・・。
 人種も宗教も違う彼だけど、パパとママ、許してくれるよね。

 というのは、全部うそよ。
 でもね、定期試験、一科目 「可」 だったのよ。
 パパ、ママ。許してくれるよね。
 いままで書いてきたことに比べたら、大したことないもんね。

 何と何が コントラスト か、わかりますよね。
 
 著者のコメント、定期試験は 「可」 だったが、きっと心理学は 「優」でしょう(27ページ)。

 訳者はこの本が 「諸刃の刃」 だといっています。
 一方で、マインドコントロールや心霊商法・おれおれ(振り込め)詐欺に騙される心理を考え、対策を講じることができる。
他方では、これを活用して新手の 悪質商法も生み出す恐れがありうる・・・。
 だから、インフルエンス・リテラシーが必要である・・・と提唱されています。

 人間はなぜ、動かされるのか・動かせるのか?
 豊富な実例と読者の体験にもとずく、読んでないとお話にならない本です。

 ・・・。
 という紹介の言葉に、ちょっと心を動かされた方。

 あなたは、もうすでに、「動かされている」のですよ!!
 この本を読んで研究して下さいね??  



2011年12月08日(木)更新

就業規則ポイントセミナー終わりました。大好評・ほぼ満席でした。

  皆さま、こんにちは。
 社労士 の 西村介延 です。

 天満橋の エル大阪 で、就業規則ポイントセミナー やりました。
 雨で、ガラガラちゃうかなあ??という期待(?)と不安がありましたが、幸か不幸か、たくさんの人にお越しいただけました。
 主催者・大阪府総合労働部と参加者のみなさまの了解をえて、後ろから写真も撮らせて頂きました。


 みなさんの目をひいた話題は2つのようでした。
 ひとつは就業規則で経営者の想いを従業員さんや取引先に伝えよう!というところでした。 
 もうひとつは、残業をしない・させない職場づくり・仕事づくり というおはなしです。

 自分なりにうまくできたかも・・・思いましたが・・・。
 参加者の方の感想はいかがだったのでしょうか??

 いづれにしても、天候のわるいときに、多くの方が聴きに来られたということは、それだけ関心が高く、悩みが深いのだと感じました。

 これからも、奮闘しよう!!と決意を新たにしたのでした。

  

2011年12月08日(木)更新

安全衛生自主研修会の忘年会。一年間、メンタルやパワハラなど、研究しました 

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。
 
 朝から、雨。
 うっとうしいですね。
 でも、気分だけは元気に参りましょう!!

 きのうは、社労士会の自主研修会の忘年会がありました。
 西梅田のワインバー、夏のメンタルセミナーのお疲れ会も、ここでやりました。

 一年間、メンタル問題やパワハラ対策について、楽しく学びました。
 新しい仲間も増えました。

 写真を最後に撮りました。
 真ん中で一番デカイ顔してるのが、ぼくでっす。
 その後ろでピースをしてるのが、代表の香西さん。
 その後ろ右側が、副代表の 森本貴代さんです。

 来年は、森本さんと、2月に報告を担当させて頂きます。
 また、来年も顔晴ろう!!
と、誓いを新たにしたみなさんでした。

2011年12月07日(水)更新

師走・・・、でもあせらず。あしたの「就業規則セミナー」 顔晴りまっす!!

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 12月になって、なんだか忙しい毎日です。

 きょうは、社労士会 の 安全衛生自主研修会 の 忘年会 です。
 ぼくも、幹事・・・ですし、おおくの出会いと学びのあった場なんで、ことし1年の感謝を込めて参加します。
 
 あすは、天満橋 の エル大阪 で、「就業規則セミナー」 です。
 あまり教科書的でないお話をさせて頂こうかな??と思っていますが・・・。
 わざわざお越しいただく方がたに、何か面白い 気づき のようなものをもってかえっていたければ…と思案しております。
 そして何と言っても、メインイベント が 同友会 の 支部例会 での報告っす。
 あさって、4回目のリハーサルなんで顔晴らんといけないんですが・・・。

 でも、ベテラン会員さんでも、報告するときに、リハーサルでは、ああでもない・こうでもないっていわれるようなんで。

 自分のいいたいことを、一番伝わりやすい形でいえばいいかなあ??なんて思います。

 まんなかに、井寄さん の忘年会 もあるそうで、そこでもいろいろ学べそうな・・・。

 師走・・・というけれど、なんだか急に走り出してるような感じ。


2011年12月06日(火)更新

人を活かす経営・・・それを阻むものとの闘いっす!

みなさま、こんにちは。
社労士の 西村介延 です。

先週、人を活かす経営こそ、メンタルヘルスを含む社内トラブル 解決の近道ではないか?と書かせて頂きました。
困った時こそ、基本を守るべきだと思うからです。  

しかし、経営者のみなさまからは、こんな意見が出そうかな??と思いまして。

わしらも努力しとる。
機嫌ように働いてもらうために苦労してますよ。
人を活かす経営でないと、企業も持たんわいな。

そうですね。
でも、ご苦労なさってるのに、こういうややっこしい問題が起きるのはなんで??

阻むものどもがあるから・・・。

厳しい経営環境。
TPPなんかもその一つになりそうな雰囲気ではあります。
それから、いうこと聞かん社員・・・。生かそうとする気持が通じない・・・。
昔からそういう社員はいたけれど、いまとくに経営者を悩ませているのが、いわゆるゆとり世代の社員さんではないですか。

ジコチュウ・責任転嫁・・・。
ちょっと注意したら、辞めます!!
メンタル病んだから、休みます・・・で、海外旅行・・・。

みたいな、現在の経営者世代からは理解不能の若い世代に悩む方も多かろうと思っとります。

私事ですが。
弟を事故死させた加害者の学生もこの世代です。
こちらができるだけ事務的にことを運ぼうとするのに、親が出しゃばる・責任を認めない・謝らない・・・。
苦労しましたし、怒りが倍増です。

でも、それも含めて、雇入れてご縁があったのですから、人を伸ばす・活かすのは、経営者の仕事でしょう。
人は人の中で、育つのだから、人の中で伸ばすしかない。

佐々木常夫さんも言ってますよ。
いまは、親や学校に任せてはダメで会社に入ってから、鍛え直すしかない・・・って。

それがいま、経営者に求められるのかもしれないです。

だって、自分自身がそれを実感してるから。
今回も、原守男さんから、コメント頂いて、励まして頂いてますし。
きのうも、ちょっと沈んでましたら、原塾の方々が励ましてくださいました。

人の中で、愛情をもって人を伸ばすこと・・・ちょっとしたやさしい目線が、相手を変えるのかもしれないですね。
 

2011年12月02日(金)更新

悩んだときは基本に戻る!「人を活かす経営」こそ、メンタルヘルス実現の道・・・

 みなさま、こんにちは。
 社労士の 西村介延 です。

 今月19日に、大阪同友会 中央北支部例会で報告します・・・というのは、前にも書きました。

 リハーサルをやって頂いて、だんだんと報告の方向が見えてまいりました。

 なーんじゃい、そういうことかいな?? と思われるかとおもいますが・・・。

 やっぱり最後に行きつくところは、いわゆる 「労使見解」 なんですよね。

 「人を活かす経営」 です。

 悩んだときは、基本に戻る!!

 経営者の立場?労働者の側??と、よく聞かれます。
 でも、労働者と企業って、対立するものなのでしょうか?

 大きな企業ならそうだろうし、重大な経営判断の局面で対立することもあるかもしれませんが。
 中小企業で、毎日経営者と労働者が一緒になって働いているなかでは、そうではないことのほうが多いのだと思うんですけど。

 気持よーに働いてもろてなんぼ、の世界だとおもいます。
 気持よーに働いてもろて、気持よーにその人なりの力を精一杯だしてもらうこと。
 これであってこそ、企業は伸びるのだと思います。

 そうでないと、結局生産性が落ちるだの、職場でトラブルがおきるだの・・・問題になって。
 企業は損!という状況ではないかと思います。

 甘やかす、とかではありません。

 人は本来、みんな自分のリーダーなんですから、その人格を認めてあげることが基本であるべきなんです。
 だから気持よーに働いてもろてなんぼ!です。

 「人を活かす経営」・・・ドラッカーさんも、労働者がブルーカラーから専門職・スペシャリスト化している状況を踏まえて、気持よーには働ける環境をつくりなさいと、いってますよね。
 それが経営者の仕事なんだと。

 それでみなさんの納得がいただけるかは??です。
 でも、やはり、使用者と労働者を、中小企業で対立させる発想ではなく、パートナー と見るほうが、メンタル不調を含むトラブルを未然に防げそうな気はしとります。
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会社概要

障害年金 申請相談・代行業 就業規則作成・改定業 各種公的助成金申請相談・代行業

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個人プロフィール

趣味 音楽鑑賞(内田光子やバックハウスのピアノ協奏曲のCDでの鑑賞)

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